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有村架純「順調です」 来春の朝ドラ『ひよっこ』クランクイン

 来年4月からNHKで放送予定の連続テレビ小説『ひよっこ』が、今月2日に茨城県内のロケにてクランクインし、5日に茨城県高萩市内でヒロイン・谷田部みね子役の有村架純(23)ら出演者が取材に応じた。

2017年4月スタートのNHK連続テレビ小説『ひよっこ』茨城県内でロケから撮影スタート(左から)古谷一行、宮原和、木村佳乃、有村架純、高橋來、峯田和伸(C)NHK

2017年4月スタートのNHK連続テレビ小説『ひよっこ』茨城県内でロケから撮影スタート(左から)古谷一行、宮原和、木村佳乃、有村架純、高橋來、峯田和伸(C)NHK

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 本格的な撮入前に、9月末から10月はじめにかけて稲刈りのシーンを先撮りするため、同地でロケを行っていたこともあり、「チームワークが抜群で、順調に撮影が進めることができています」と有村。「実際にこの場所に来て空気を感じると、気持ち的にも解放感があるし、スタジオで本読みをしたときよりも、もっともっとみね子のパワーが増えてる気がして、実際に演じていてもすごく楽しく過ごすことができています」と順調ぶりをアピールした。

 ヒロインの母・美代子役の木村佳乃(40)は「みね子がすごく憧れて慕ってくれる母親役でございます。半年間しっかりと主人公に慕われて、そして支えられる、心やさしい母親でありたいと思います」と意気込みを新たにしていた。

 同作は、東京オリンピックが開催された1964年から始まる物語。奥茨城の小さな農家で生まれ育ったヒロインが、東京に出稼ぎに行ったまま行方不明になってしまった父を捜すために上京。自分の殻をひとつ破って「幸せな家族を取り戻す大冒険」に乗り出していく。

 いまから約50年前という時代設定ならではの苦労もあるようで、ヒロインの祖父・茂役の古谷一行(72)は「50年前、機械はありません。(稲刈りの時は)全部鎌で刈りました。腰も痛くなりましたし、きょうも脱穀シーンを朝から撮ったんですが、機械なんか無いわけですね。僕に農作業を教えてくださる方も、『子どもの時見ていただけで、自分は使ったことがない』という。なかなか難しいもんです」と、機械化される前の農作業の大変さの一端を偲ばせ、出演者たちに「がんばろうね」と声をかけていた。

 ヒロインの叔父・小祝宗男役の峯田和伸(38)も「バイクを発進させるシーンが最初のシーンだったんですけれど、もうエンジンがかかんなくて。古いバイクなんすよ。当時の。それがちょっと苦労しまして。きょうもこれから運転するんですけれど、ちょっと不安です」と笑いをさそった。山形県出身の峯田は「僕の子どもの時とか、親戚の農家やっている家行くとほんとこんな感じで。しばらくこんな光景見てなくて、懐かしいなと思いつつ、どのシーンも、ちょっとしたシーンでも、出てないシーンでも遠くから見ているだけで泣けてくることがありまして。本当に良い作品に関わらせていただいているなと感謝しています」と感傷的に語っていた。

 ほかに、妹・ちよ子役の宮原和(11)、弟・進役の高橋來(7)ら子役たちも元気に撮影に参加していた。

 『ひよっこ』は2017年4月3日スタート(月〜土 前8:00 総合ほか)。

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