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“ボクシング好き”ディーン・フジオカ、パッキャオの復帰戦はKO勝ちを予想
香港を拠点に長く活動をしていた俳優のディーン・フジオカ（36）が大のボクシング好きで、尊敬する人物として“ボクシング界の伝説”マニー・パッキャオ（37）の名を挙げていることを知っているだろうか。
フィリピン出身のパッキャオは、1998年にフライ級で初めて世界王者に輝くと、S・ウェルター級までトータル19キロも増量し、2010年に史上2人目の世界6階級制覇を達成。現在の戦績は66戦58勝（38KO）6敗2分。
世界の強豪を次々に撃破し、アジア人として世界の頂点に上り詰めたパッキャオは、フィリピンの国民的英雄であり、彼の試合がある日は、フィリピンで犯罪がゼロになるという逸話もあるほどだ。
そんな彼が、今年4月、過去1勝1敗のティモシー・ブラッドリーと対戦し、2度のダウンを奪って大差の判定勝ちを収めた後、現役引退を表明。政治家も務めており、5月には上院議員に当選。ところが、早くもリングに帰ってくることになったのだ。
パッキャオの復帰戦となるのは、11月6日、米ラスベガスに行われるWBO世界ウェルター級タイトルマッチ。相手は、今年3月にサダム・アリにTKO勝ちし2階級制覇を達成した、アメリカ人のジェシー・バルガス（27）。この復帰戦、ディーンは、「アッパーで突き上げてフックで沈める」とパッキャオのKO勝ちを予想している。
■収録の合間にミット打ちをして汗を流しています
ディーンがボクシングを観始めたのは、高校生の頃。「中量級四天王と呼ばれたトーマス・ハーンズ、ロベルト・デュラン、マービン・ハグラ―、シュガー・レイ・レナードのビデオを取り寄せて、夢中になって観ていました」。
大学生になって、自身もボクシングを始め、「クラブチームに入って練習して、ますますボクシングの試合に見入るようになりました。いまは忙しくなってなかなか練習もできないのですが、収録の合間にミット打ちをして汗を流しています」と“現役”。
ボクシングの魅力は「一言で語るのはとても難しいです。だけど、『ボクシングで生きていく』と覚悟を決めてリングに上がるボクサーたちの熱量に圧倒され、ルールやテクニック、そして戦略など、あらゆる駆け引きをともなった命を賭けた闘いに魅了されています」と話している。
■パッキャオは「自分の理想」であり「希望」「夢」
数多いるボクサーの中でもパッキャオは特別な存在だ。「パッキャオと出会ったのは2007年。マルコ・アントニオ・バレラ戦だったと思います。一目見てすぐに、“この人は違う”とわかりました。スピードが速いし、一発一発のパンチが重くて強い。階級を上げて勝ち続ける、その“物理の法則に逆らう進化”も驚異的でした。6階級制覇するなんて奇跡に近いですよね。ウエイトが1キロ違えば動きもパンチ力も全然違う世界なのに、身体を大きくしてもスピードが全く落ちないし、仕留めるパンチの破壊力も半端ない。どんなトレーニングをすれば、そんなことが可能になるのか。本当に神がかっていると思いました」。
さらに、ディーンが心酔するのは、彼のメンタルの強さ。「フィジカル面もすごいですが、一番惹かれたのは彼の人生を支えている精神的な強さです。貧困というディスアドバンテージの中からスタートし、厳しい生存競争の世界の中で努力を続けて勝ち続ける。リング上の彼の姿には信じる心の強さがある」。
それを感じさせるのが、入場する時のパッキャオの笑顔。「普通、生きるか死ぬかの戦いをするリングに上がる前に、笑顔なんて見せませんよね？ しかし、彼の笑顔には達観とは違う生きることへの感謝の念にあふれている。その姿に勇気をもらって、パッキャオに自分自身を投影するようになり、リング上のパッキャオに『自分の理想とする姿』を見てきました。僕だけでなく世界中の多くの人にとって、パッキャオは希望や夢なんだと思います」。
一度は引退表明したパッキャオは復帰戦で勝利を飾れるのか。
「政治家としての活動もあり、ブランクの影響でコンディションも気になりますが、出るからには勝ってもらいたい。対戦相手のジェシー・バルガスも決して弱くない選手ですが、個人的には激しい打ち合いと、せめぎあう中での一瞬のサプライズを楽しみにしています。最後はアッパーで突き上げて、フックで沈めてKO勝ちして欲しい。パッキャオの夢の続きに期待しています！」と期待を寄せていた。
WOWOWでは、ディーンのほか、関根勤、山中慎介、村田諒太らがパッキャオについて熱く語るPR番組『マニー・パッキャオ IS BACK！～伝説、再びリングへ～』を11月1日（深0：00～）よりWOWOWプライムほかで無料放送（※リピートあり）。パッキャオの復帰戦は、WOWOWプライムで11月6日（前11：00～）に生中継。
■番組オフィシャルサイト
http://www.wowow.co.jp/sports/excite/
フィリピン出身のパッキャオは、1998年にフライ級で初めて世界王者に輝くと、S・ウェルター級までトータル19キロも増量し、2010年に史上2人目の世界6階級制覇を達成。現在の戦績は66戦58勝（38KO）6敗2分。
世界の強豪を次々に撃破し、アジア人として世界の頂点に上り詰めたパッキャオは、フィリピンの国民的英雄であり、彼の試合がある日は、フィリピンで犯罪がゼロになるという逸話もあるほどだ。
そんな彼が、今年4月、過去1勝1敗のティモシー・ブラッドリーと対戦し、2度のダウンを奪って大差の判定勝ちを収めた後、現役引退を表明。政治家も務めており、5月には上院議員に当選。ところが、早くもリングに帰ってくることになったのだ。
パッキャオの復帰戦となるのは、11月6日、米ラスベガスに行われるWBO世界ウェルター級タイトルマッチ。相手は、今年3月にサダム・アリにTKO勝ちし2階級制覇を達成した、アメリカ人のジェシー・バルガス（27）。この復帰戦、ディーンは、「アッパーで突き上げてフックで沈める」とパッキャオのKO勝ちを予想している。
■収録の合間にミット打ちをして汗を流しています
ディーンがボクシングを観始めたのは、高校生の頃。「中量級四天王と呼ばれたトーマス・ハーンズ、ロベルト・デュラン、マービン・ハグラ―、シュガー・レイ・レナードのビデオを取り寄せて、夢中になって観ていました」。
大学生になって、自身もボクシングを始め、「クラブチームに入って練習して、ますますボクシングの試合に見入るようになりました。いまは忙しくなってなかなか練習もできないのですが、収録の合間にミット打ちをして汗を流しています」と“現役”。
ボクシングの魅力は「一言で語るのはとても難しいです。だけど、『ボクシングで生きていく』と覚悟を決めてリングに上がるボクサーたちの熱量に圧倒され、ルールやテクニック、そして戦略など、あらゆる駆け引きをともなった命を賭けた闘いに魅了されています」と話している。
■パッキャオは「自分の理想」であり「希望」「夢」
数多いるボクサーの中でもパッキャオは特別な存在だ。「パッキャオと出会ったのは2007年。マルコ・アントニオ・バレラ戦だったと思います。一目見てすぐに、“この人は違う”とわかりました。スピードが速いし、一発一発のパンチが重くて強い。階級を上げて勝ち続ける、その“物理の法則に逆らう進化”も驚異的でした。6階級制覇するなんて奇跡に近いですよね。ウエイトが1キロ違えば動きもパンチ力も全然違う世界なのに、身体を大きくしてもスピードが全く落ちないし、仕留めるパンチの破壊力も半端ない。どんなトレーニングをすれば、そんなことが可能になるのか。本当に神がかっていると思いました」。
さらに、ディーンが心酔するのは、彼のメンタルの強さ。「フィジカル面もすごいですが、一番惹かれたのは彼の人生を支えている精神的な強さです。貧困というディスアドバンテージの中からスタートし、厳しい生存競争の世界の中で努力を続けて勝ち続ける。リング上の彼の姿には信じる心の強さがある」。
それを感じさせるのが、入場する時のパッキャオの笑顔。「普通、生きるか死ぬかの戦いをするリングに上がる前に、笑顔なんて見せませんよね？ しかし、彼の笑顔には達観とは違う生きることへの感謝の念にあふれている。その姿に勇気をもらって、パッキャオに自分自身を投影するようになり、リング上のパッキャオに『自分の理想とする姿』を見てきました。僕だけでなく世界中の多くの人にとって、パッキャオは希望や夢なんだと思います」。
一度は引退表明したパッキャオは復帰戦で勝利を飾れるのか。
「政治家としての活動もあり、ブランクの影響でコンディションも気になりますが、出るからには勝ってもらいたい。対戦相手のジェシー・バルガスも決して弱くない選手ですが、個人的には激しい打ち合いと、せめぎあう中での一瞬のサプライズを楽しみにしています。最後はアッパーで突き上げて、フックで沈めてKO勝ちして欲しい。パッキャオの夢の続きに期待しています！」と期待を寄せていた。
WOWOWでは、ディーンのほか、関根勤、山中慎介、村田諒太らがパッキャオについて熱く語るPR番組『マニー・パッキャオ IS BACK！～伝説、再びリングへ～』を11月1日（深0：00～）よりWOWOWプライムほかで無料放送（※リピートあり）。パッキャオの復帰戦は、WOWOWプライムで11月6日（前11：00～）に生中継。
■番組オフィシャルサイト
http://www.wowow.co.jp/sports/excite/
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2016/10/31
