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トム・ハンクス「かっこいい男のふりをするのが仕事」 フィレンツェの宮殿で会見

 米俳優のトム・ハンクス(60)がイタリアのヴェッキオ宮殿で現地時間6日、主演映画『インフェルノ』(28日公開)の記者会見を行った。

映画『インフェルノ』の会見に出席した(前列左から)フェリシティ・ジョーンズ、トム・ハンクス、ロン・ハワード監督(後列左から)オマール・シー、原作者のダン・ブラウン、イルファン・カーン

映画『インフェルノ』の会見に出席した(前列左から)フェリシティ・ジョーンズ、トム・ハンクス、ロン・ハワード監督(後列左から)オマール・シー、原作者のダン・ブラウン、イルファン・カーン

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 同作は、ダン・ブラウン氏の原作小説を映画化した『ダ・ヴィンチ・コード』(06年)、『天使と悪魔』(09年)に続くシリーズ第3弾。今作では、これまで数々の歴史や名画の謎を解明してきた宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授が、詩人ダンテの『神曲 地獄篇』に絡んだ世界を揺るがす陰謀に挑む。

 会場となったヴェッキオ宮殿は、ユネスコ世界遺産に登録されたフィレンツェ歴史地区内に位置し、700年以上の歴史を持つ“イタリアで最も大切とされている公共の場”の一つ。この歴史ある場所での記者会見に、世界中から33ヶ国約250人以上の報道陣が詰めかけた。

 会見には、シリーズ全作を手掛けるロン・ハワード監督、ハンクス、ラングドン教授と行動を共にする才色兼備の女医シエナ役フェリシティ・ジョーンズ、ラングドンを追う監視・対応支援チームの隊長ブシャール役オマール・シー、同じくラングドンを追う大機構の最高責任者シムズ役イルファン・カーンらキャストのほか、原作者のブラウン氏も登壇した。

 ハンクスは、自身が演じてきたラングドン教授について「本当にかっこよくて、知的で、タフな男。僕は役者だからそんなかっこいい彼のことを、演じることができるんだ。かっこいい男のふりをするのが、俳優の仕事だからね(笑)」とユーモアあふれるコメントで笑わせていた。

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  • 映画『インフェルノ』の会見に出席した(前列左から)フェリシティ・ジョーンズ、トム・ハンクス、ロン・ハワード監督(後列左から)オマール・シー、原作者のダン・ブラウン、イルファン・カーン
  • (前列左から)フェリシティ・ジョーンズ、トム・ハンクス、ロン・ハワード監督(後列左から)オマール・シー、原作者のダン・ブラウン、イルファン・カーン

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