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竹内結子の“叫び”に感嘆 黒沢清監督「本当に演技派」

 女優の竹内結子(36)が28日、都内で行われた映画『クリーピー 偽りの隣人』大ヒット記念トークショーに出席。メガホンをとった黒沢清監督(60)は、竹内について「見た目がキレイなので騙されますが、本当に演技派」と絶賛し、劇中で絶叫するシーンについても「現場にいた全員が驚いた」と感嘆した。

竹内結子(右)の叫びに感嘆した黒沢清監督(左)=映画『クリーピー 偽りの隣人』大ヒット記念トークショー (C)ORICON NewS inc.

竹内結子(右)の叫びに感嘆した黒沢清監督(左)=映画『クリーピー 偽りの隣人』大ヒット記念トークショー (C)ORICON NewS inc.

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 同作は、昨年『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢監督が、前川裕の小説を映画化。隣人に抱いた疑念をきっかけに、とある夫婦の平穏な日常が悪夢になっていく恐怖を描く。犯罪心理学者の主人公を西島秀俊が演じ、その妻を竹内が演じる。

 絶叫シーンは、同作の予告編にも印象的に登場しており、黒沢監督は「脚本には絶叫するとか書いていなくて、現場で泣くのがあってもいいと思っていたら、竹内さんが『内側に向かって泣きますか、それとも外側ですか』と聞いてきて、外側と言った。そしたら、あそこまでとは思っていなかった」と改めて驚いていた。

 竹内は、開放的だったロケ地のおかげもあると話し、「あまりの開放感に現実的な気持ちになって、うわーってなるか縮こまるかっていう意味合いで監督にお話ししたと思う」と語った。

 竹内と一緒のシーンが多かった藤野涼子(16)は「撮影の合間に楽しそうにされていた後に叫ぶ感情的になるシーンを撮影して、切り替えがとても早い。私もできるようになりたい」と印象を明かすと、竹内は「今回に関しては普段はヘラヘラしていたほうが役と自分の差をつけられるかなと思った。これはこれ、自分は自分と切り離したほうが演じやすかった」と話していた。

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  • 竹内結子(右)の叫びに感嘆した黒沢清監督(左)=映画『クリーピー 偽りの隣人』大ヒット記念トークショー (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『クリーピー 偽りの隣人』大ヒット記念トークショーに出席した竹内結子
  • 映画『クリーピー 偽りの隣人』大ヒット記念トークショーに出席した藤野涼子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『クリーピー 偽りの隣人』大ヒット記念トークショーに出席した黒沢清監督 (C)ORICON NewS inc.

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