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『昔話法廷』続編決定 アリ、舌切りすずめ、乙姫が訴えられたら

 「もしも、昔話の登場人物が訴えられたら…!?」 子どもたちにもなじみの深い昔話をモチーフにした15分の法廷ドラマ『昔話法廷』。昨年8月、NHK・Eテレで放送され、幅広い視聴者層から大きな反響を呼んだ同番組の新シリーズが、8月3日から3日連続で放送される。

昨年、NHK・Eテレで放送され話題を呼んだ『昔話法廷』の新シリーズが決定。写真は昨年の「カチカチ山」裁判。敵討ちでタヌキを殺そうとしたウサギが被告人に(C)NHK

昨年、NHK・Eテレで放送され話題を呼んだ『昔話法廷』の新シリーズが決定。写真は昨年の「カチカチ山」裁判。敵討ちでタヌキを殺そうとしたウサギが被告人に(C)NHK

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 昨年は、「三匹のこぶた」「カチカチ山」「白雪姫」を放送。検察官、弁護人、被告人、証人のやりとりを、一人の裁判員の目線で描いた。番組の特徴は、最後に“判決”が出ないこと。判決を下すのは、番組を観た子どもたち。一人一人が「裁判員」となり、登場人物の言い分をもとに、自分なりの判決を考え、友達や家族と議論を交わしてもらうことが狙いだった。

 今年5 月に開かれたドイツのミュンヘンで2 年に1 度行われる、こども番組のコンクール『プリ・ジュネス2016』で、全てのノミネート作品を視聴した世界各国のこどもたちによる投票で第1位を獲得。50 年以上の歴史を誇り、世界三大こども教育番組コンクールのひとつで、「こども番組のオスカー」とも称される同コンクールで11〜15 歳部門の「国際こども審査員賞」を受賞する快挙も成し遂げた。

 新シリーズは「アリとキリギリス」、「舌切りすずめ」、「浦島太郎」の3本。キリギリスを見殺しにしたアリは「保護責任者遺棄致死罪」で有罪か、それとも無罪か。舌を切られた仕返しにおばあさんを殺そうとした罪に問われるすずめは無罪を主張するが、その真相は!? 危険な玉手箱を使って、浦島太郎を殺害しようとした乙姫は、実刑か?それとも情状酌量で執行猶予か? 白熱の(?)法廷バトルが繰り広げられる。

■放送スケジュール(いずれもEテレ)とキャスト
▼「アリとキリギリス」裁判
8月3日 前9:00〜9:15
検察官:ミムラ、弁護人:嶋田久作、裁判員:朝倉あき、ほか
(声の出演)アリ:松田悟志、アリの妻:吉本菜穂子、キリギリスの母:春風ひとみ

▼「舌切りすずめ」裁判
8月4日 前9:00〜9:15
検察官:国仲涼子、弁護人:小木茂光、おばあさん:根岸季衣、おじいさん:沼田爆、裁判員:蔵下穂波、ほか
(声の出演)すずめ:大後寿々花

▼「浦島太郎」裁判
8月5日 前9:00〜9:15
検察官:奥貫薫、弁護人:平田満、乙姫:清水くるみ、浦島太郎:横内正、裁判員:光宗薫、ほか
(声の出演)亀:前野朋哉

関連写真

  • 昨年、NHK・Eテレで放送され話題を呼んだ『昔話法廷』の新シリーズが決定。写真は昨年の「カチカチ山」裁判。敵討ちでタヌキを殺そうとしたウサギが被告人に(C)NHK
  • 昨年の「三匹のこぶた」裁判より。被告人のトン三郎とその兄たち(C)NHK

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