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【コンフィデンスアワード】ドラマ作品賞は『いつ恋』 最終回15分の長回しが絶賛

 主な国内ドラマを対象にした、有識者と視聴者が共に支持する“質の高いドラマ”を表彰する第3回『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』の各賞が22日、発表され、作品賞はフジテレビ系月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』に決まった。ドラマとしてのクオリティの高さを評価する声が多数上がり、特に最終回の15分にも及ぶ長回しのシーンが絶賛。他作品を大きく引き離しての受賞となった。

「いつ恋」が『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』作品賞を受賞

「いつ恋」が『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』作品賞を受賞

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 主演男優賞は同局系『フラジャイル』の長瀬智也が受賞。患者の命と医療の正義のためなら相手が誰であろうと衝突を厭わない、偏屈天才医師を演じた。主演女優賞も同局系より『ナオミとカナコ』の広末涼子、『ダメな私に恋してください』の深田恭子のほか、テレビ朝日系『スミカスミレ 45歳若返った女』の桐谷美玲がノミネート。それぞれの演技について深く議論がなされたが、受賞者なしとなった。

 審査員投票のみで決定する助演男優賞には、『ナオミとカナコ』で一人二役を好演した佐藤隆太が受賞。助演女優賞はNHK総合『逃げる女』で「鬼気迫る表情で狂気の沙汰を演じきった」と審査員から絶賛された仲里依紗。脚本賞は緻密なドラマ構成と本質を突くセリフが高く評価された『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の坂元裕二氏が受賞。

 新人賞は『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』のAAA西島隆弘が受賞。「すでに10年以上のキャリアがあり、もはや新人賞の枠には入らないのではないか」という議論もなされたが、同賞の条件として「連続ドラマの出演が10作品以内の俳優」を対象にしていることから、「今後ますますの活躍が確実な俳優だけに、『新人賞』の規定に該当している今のうちにぜひ贈りたい」という審査員の意見により決まった。

第3回『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』

作品賞:『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(CX系)
主演男優賞:長瀬智也(『フラジャイル』CX系)
主演女優賞:受賞者なし
助演男優賞:佐藤隆太(『ナオミとカナコ』CX系)
助演女優賞:仲里依紗(『逃げる女』NHK総合)
脚本賞:坂元裕二(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』CX系)
新人賞:西島隆弘(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』CX系)

主催:エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』(oricon ME)
審査対象:2016年1月期にNHK、民放各社、WOWOWで放送されたドラマ計27作品
審査方法:オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者を対象にしたドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」の結果を元に、3月11日に作品賞10作品、主演男優賞5名、主演女優賞3名のノミネートを発表。4月上旬に、ドラマに関する有識者およびマスコミのドラマ・テレビ担当者(審査員)による審査会を開催し選定。

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  • 「いつ恋」が『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』作品賞を受賞
  • 高良健吾、有村架純ら若手俳優出演で話題となった「いつ恋」
  • NHK総合『逃げる女』で助演女優賞を受賞した仲里依紗 (C)oricon ME inc.

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