現実の世界では…11月の米大統領選を控え、候補者指名争いが佳境を迎えている中、過激発言を連発する共和党のドナルド・トランプ氏の支持率が急上昇し旋風を巻き起こしているが、海外ドラマの世界では…欲望と陰謀が渦巻くアメリカの政界を描いた『ハウス・オブ・カード 野望の階段』が人気を博している。

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　2013年にNetflixが初めて世に送り出したオリジナルドラマ。“ネット配信系”ドラマとして初めてエミー賞にノミネートされ、これまでに3部門を受賞、ゴールデングローブ賞も獲得し、絶賛されている。

　大統領に裏切られ、国務長官就任を白紙にされたベテラン議員フランシス・アンダーウッドが復讐を誓い、自ら大統領の座を目指していく政界ドラマに、米国をはじめ全世界で病み付きになる人が続出。日本でもDVDなどで視聴したファンがすでに多くいるが、なぜか日本のNetflixでの配信が行われていなかった。それがようやく4日よりシーズン4までの全シーズンの一挙配信が開始された。全シーズンを一挙に配信しているのはNetflixのみとなり、全シーズン4K UHD（超高画質）で視聴することができる。

　『セブン』、『ゴーン・ガール』など革新的なストーリーテリングと映像美で映画ファンを魅了し続ける鬼才デヴィッド・フィンチャー監督が初めてドラマシリーズをプロデュース。アカデミー賞に2度輝くケヴィン・スペイシーが主演とエグゼクティブ・プロデューサーとしてタッグを組み、キャストにはハリウッドスターが集結した。

　ホワイトハウスの裏切りによって出世の道をくじかれ、復讐に燃える主人公フランシス（呼び名は「フランク」）にケヴィン、主人公に負けず劣らず上昇心の強い妻クレアに『フォレスト・ガンプ／一期一会』『エベレスト3D』のロビン・ライト、スクープを求め主人公に近づく野心的な女性記者ゾーイに『オデッセイ』『ファンタスティック・フォー』の好演が記憶に新しいケイト・マーラが参加している。

　なお、『ハウス・オブ・カード　野望の階段』は第5シーズンが製作されることも決定している。

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