女優の北川景子が、テレビ朝日系松本清張ドラマスペシャル『黒い樹海』(今春放送予定)に主演することがわかった。歌手・DAIGOとの結婚というプライベートの一大事がありつつ、1月中旬から東京都内のほか、長野県大町市内などで同作の撮影に入っていたという。清張作品の主役に初挑戦する北川は「清張作品には人の深層心理を描く作品が多いイメージがあります。今まで私が挑戦してきた作品とは全然テイストも違いますし、新しい挑戦になると思いました」と公私ともに絶好調だ。
時代を超えて読み継がれる作家・松本清張。1960年に刊行された長編小説『黒い樹海』は数ある清張作品の中でも“旅情ミステリー”の傑作と評され、過去に映画を含め5回も映像化されている。今回は、原作の魅力はそのままに、設定を現代に置き換え、よりスリリングなストーリーに脚色。北川が演じる主人公の笠原祥子が、たったひとりの身内である姉を不慮の事故で亡くし、その死に疑惑を抱いて真相を探りはじめたところ、事件の鍵を握る人物が次々と不審な死を遂げていく展開で視聴者を震撼させる。
「祥子は姉を亡くした大きな悲しみと、姉の死の謎を解き明かしたいという思いに突き動かされて、生きています。最近は勝ち気で元気のいい役を演じることが多かったですし、“こんなにも静かで、大きなものを背負っている役”は初めてかもしれないと思いながら、臨んでいます」とコメント。
北川以外の出演者のほぼ全員が、犯人に見えるような怪しい芝居をする中で、「私の役どころはすごく普通なんです。最初に台本を読んだ時に『あまり特徴のない役だな』と思ったんですけど、考えてみたら、私はそういう何の変哲もない普通のキャラクターを演じたことがなくて…。ですから、“普通の難しさ”を今すごく感じながら、祥子を演じています」。
共演者には、祥子の調査に協力する新聞記者・吉井亮一役に向井理(北川とは2011年公開の映画『パラダイス・キス』以来の共演)、姉の死に関与した可能性のある“容疑者”のひとり、小児科医・西脇満太郎役に沢村一樹(北川とは初共演)、祥子の姉・笠原信子役に小池栄子。さらには、麻生祐未、室井滋、古田新太、鈴木浩介、山本未來、六平直政らが疑惑の人物たちを熱演する。
大町市内でのロケでは、まるで撮影に合わせたかのように今年一番の大雪が降り、作品のイメージにぴったりの銀世界が広がって、映像としてもいいものが撮れているという。山の天気は変わりやすく、せっかくの景色が隠れてしまうこともあるが、北川たちが撮影するここぞという時にはぱっと日差しが差し込んで見晴らしが良くなるなど、空模様まで味方につけていた。
時代を超えて読み継がれる作家・松本清張。1960年に刊行された長編小説『黒い樹海』は数ある清張作品の中でも“旅情ミステリー”の傑作と評され、過去に映画を含め5回も映像化されている。今回は、原作の魅力はそのままに、設定を現代に置き換え、よりスリリングなストーリーに脚色。北川が演じる主人公の笠原祥子が、たったひとりの身内である姉を不慮の事故で亡くし、その死に疑惑を抱いて真相を探りはじめたところ、事件の鍵を握る人物が次々と不審な死を遂げていく展開で視聴者を震撼させる。
「祥子は姉を亡くした大きな悲しみと、姉の死の謎を解き明かしたいという思いに突き動かされて、生きています。最近は勝ち気で元気のいい役を演じることが多かったですし、“こんなにも静かで、大きなものを背負っている役”は初めてかもしれないと思いながら、臨んでいます」とコメント。
北川以外の出演者のほぼ全員が、犯人に見えるような怪しい芝居をする中で、「私の役どころはすごく普通なんです。最初に台本を読んだ時に『あまり特徴のない役だな』と思ったんですけど、考えてみたら、私はそういう何の変哲もない普通のキャラクターを演じたことがなくて…。ですから、“普通の難しさ”を今すごく感じながら、祥子を演じています」。
共演者には、祥子の調査に協力する新聞記者・吉井亮一役に向井理(北川とは2011年公開の映画『パラダイス・キス』以来の共演)、姉の死に関与した可能性のある“容疑者”のひとり、小児科医・西脇満太郎役に沢村一樹(北川とは初共演)、祥子の姉・笠原信子役に小池栄子。さらには、麻生祐未、室井滋、古田新太、鈴木浩介、山本未來、六平直政らが疑惑の人物たちを熱演する。
大町市内でのロケでは、まるで撮影に合わせたかのように今年一番の大雪が降り、作品のイメージにぴったりの銀世界が広がって、映像としてもいいものが撮れているという。山の天気は変わりやすく、せっかくの景色が隠れてしまうこともあるが、北川たちが撮影するここぞという時にはぱっと日差しが差し込んで見晴らしが良くなるなど、空模様まで味方につけていた。
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2016/01/29