2015年の年間本ランキングを発表。第153回芥川龍之介賞を受賞し、一大ムーブメントを巻き起こした又吉直樹の『火花』が、売上223万部を突破。2位以下を大きく引き離して年間1位に輝いた。又吉は「“本好きのコアな人だけに”とか、その反対で“普段本を読まない人に”とかそういうことを考えず迷いなく書いた作品です。読書以外の“おもしろいこと”に対抗できる作品をつくっていくのが必要なんやろな、というふうに思います。本もお笑いも、これからも両方ちゃんとやっていこうと思っています」とコメントしている。◆次回作を待望される新たな作家が登場
2015/11/30