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小栗旬&“るろ剣”大友啓史監督、『ミュージアム』実写映画化 漫画実写ヒットメイカータッグが実現

 数々の漫画実写映画で主人公を好演してきた俳優の小栗旬が、人気サイコスリラー漫画『ミュージアム』の実写映画で主演することが24日、わかった。『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がメガホンを取り、漫画実写ヒットメイカーのタッグが実現する。小栗は「初めて参加させてもらう大友監督のもと、この作品をどのように届けるか、ともに探せたらと思っています。皆さんと一緒に考えられる作品になればと全力で演じさせていただきます」。大友監督は小栗について「もっとも仕事をしてみたかった俳優のひとり」とコメントしている。

漫画キャラ実写化の名手・小栗旬と『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が戦慄サイコスリラー『ミュージアム』を実写化

漫画キャラ実写化の名手・小栗旬と『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が戦慄サイコスリラー『ミュージアム』を実写化

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 原作は、2013年に『ヤングマガジン』で連載されるや、その過激な描写と緊迫感あふれるストーリー展開が“ヤバすぎる”と話題になった戦慄のサイコスリラー漫画。まるで見つけられる事を前提にしたかのように演出された殺し方の猟奇殺人事件が次々に発生。警視庁捜査一課の沢村久志刑事(小栗)は、連続殺人の関連性に気づき、カエルのマスクを被り事件を実行していた残虐な猟奇殺人犯“カエル男”を追う。

 原作を読んだ小栗は「漫画を読みきったとき、本当に嫌な気持ちになりました。しかし、昨今このような理解し難い事件が起こり、遠い現実ではない気がします。なぜ、これを今突きつけるのか、どのように届けるべきなのか、皆さんと一緒に考えられる作品になればと全力で演じさせていただきます」と苦悩も交えた実写化への想いを明かした。

 NHK大河ドラマ『龍馬伝』や、『るろうに剣心』シリーズでの細部にまでこだわった繊細な映像表現や、アクションシーンの躍動感あふれる描写でも人気の大友監督。これまでのヒット作とは異なる、人間の極限状態と恐怖の映像化に「今まで蓄積してきたものが、一瞬にして台無しにされてしまう。現代社会に巣食う、誰もが共有するそんな漠とした不安を、原作はヒリヒリ、ジリジリと炙り出しています。同時代性あふれるこの素材をどう料理するのか。小栗旬君とともに、大きく深く呼吸をしながら取り組みたいと思います」と意気込んでいる。

 同作は、11月8日にクランクインし、現在撮影中。公開は2016年予定。

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