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園子温監督、田原総一朗氏ダメ出しにタジタジ「怖いわ〜」

 ジャーナリストの田原総一朗氏が20日、都内で行われた映画『ラブ&ピース』の大ヒット記念トークイベントに出席した。劇中では“田原総一朗”役として5年ぶりの映画出演した同氏は、『ヒミズ』(2012年)や『冷たい熱帯魚』(11年)など国内外での評価も高い園子温監督がメガホンを取った本作について「映画はとても面白い」と褒めながらも「いじめのシーンが長すぎる。30分近くいじめられている」とダメ出し。園監督は「そうですか…え〜と…」と苦笑いした。

映画『ラブ&ピース』トークイベントを行った(左から)田原総一朗氏、園子温監督 (C)ORICON NewS inc.

映画『ラブ&ピース』トークイベントを行った(左から)田原総一朗氏、園子温監督 (C)ORICON NewS inc.

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 出演オファーを受けたときを振り返り、「役割とかわからなかった。ああいうストーリーだと知っていたら断っていた」と笑いを誘った田原氏は、園監督に「どのくらいかかりました?お金」と直球質問をぶつけるなど、いたってマイペース。園監督は撮影中の田原氏について「『次、何やればいいんだ』と怒鳴られてタジタジだった。怖いわ〜って。田原さんほど怖い人と仕事をするのは初めて。めちゃくちゃ緊張した」と戦々恐々としていた。

 同作は、園監督が25年前に書き下ろしたオリジナルストーリー。楽器の部品会社で働く鈴木良一(長谷川博己)は、以前はロックミュージシャンを目指していたが挫折。うだつのあがらない日々を過ごすなか、デパートの屋上で一匹のミドリガメと出会う。あきらめた夢、まともに話せないが想いを寄せる同僚・寺島裕子(麻生久美子)への思い、人生を取り戻すために必要な最後の欠片(ピース)はなんと、そのミドリガメだった。約半年後、良一と裕子の前には巨大な怪獣が姿を現し、夢と希望に満ちた奇跡を起こす。

 イベントには劇中に登場するミドリガメの着ぐるみが登場。終始、動きづらそうなカメに田原氏は「カメさん、せっかく来たから演技して」などとムチャぶりして笑わせていた。

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  • 映画『ラブ&ピース』トークイベントを行った(左から)田原総一朗氏、園子温監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ラブ&ピース』に田原総一朗役で出演した田原総一朗氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ラブ&ピース』の監督を務めた園子温監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ラブ&ピース』トークイベントを行った(左から)田原総一朗氏、園子温監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ラブ&ピース』に登場する巨大怪獣「ラブちゃん」 (C)ORICON NewS inc.

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