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『スパイダーマン』新主役は19歳トム・ホランド 2017年夏公開

 マーベル・コミックを代表するスーパーヒーロー「スパイダーマン」の新シリーズの主役と監督が、このほどソニー・ピクチャーズ エンタテインメト(SPE)と、マーベル・スタジオより発表された。ピーター・パーカーおよびスパイダーマン役には『インポッシブル』(2013年)のトム・ホランド、監督にはホラー映画『クラウン』(14年)のジョン・ワッツが決定。全米では2017年7月28日、日本でも同年夏に公開される。

 ホランドは現在19歳。『スパイダーマン』(02年、04年、07年)のトビー・マグワイア、『アメイジング・スパイダーマン』(12年、14年)のアンドリュー・ガーフィールドと比較しても、原作で描かれている高校生という設定に最も近い実年齢で、間もなく劇場公開予定のロン・ハワード監督、クリス・ヘムズワース主演の『白鯨のいた海』にも出演している期待の若手俳優。

 長年SPEでスパイダーマンに関わってきたプロデューサーのエイミー・パスカル氏は「スパイダーマンを“MCU”の世界へと連れて行くためにこれ以上ないほど若く、活き活きとした、才能にあふれる俳優」とホランド起用に自信をのぞかせた。MCUとは、マーベル・シネマティック・ユニバースのことで、「アベンジャーズ」を中心としたマーベル・スタジオが製作するスーパーヒーロー映画作品が共有する架空の世界のこと。

 ワッツ監督も、今年の『サンダンス映画祭』で発表された『Cop Car』(原題)が待機しており、「最も優秀な次世代の監督と仕事をする」というマーベルの“伝統”に則って抜てきされた逸材だ。

 ソニー・ピクチャーズ・モーション・ピクチャー・グループのトム・ロスマン会長は「私は、共に仕事をした新進気鋭の監督たちがスーパースターになっていくのを幾人も見てきたが、ジョンもそうなれるだけの才能を備えている。スパイダーマン役についても、数多くの若く素晴らしい俳優がいたが、トムのスクリーン・テストだけは特別だった。つまり、私たちは最高のスタートを切ったんだ」とコメントしている。

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