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元警察官クリス・ハート、刑事もので初ドラマ主題歌「本当に光栄」

 米歌手クリス・ハート(30)の新曲「あなたへ」(8月26日発売)が、7月16日スタートの橋爪功&名取裕子W主演ドラマ『最強のふたり〜京都府警 特別捜査班〜』(毎週木曜 後8:00 テレビ朝日系)の主題歌に起用されたことが明らかになった。2006年〜08年まで米サンフランシスコの警察官だったクリスは、自身初のドラマ主題歌を刑事もので飾る。

初の連ドラ主題歌を担当するクリス・ハート

初の連ドラ主題歌を担当するクリス・ハート

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 父親が警察官だったクリスは、06年(当時22歳)に化粧品メーカーの仕事から警察官に転職。翌年、札幌で行われた友人の結婚式で来日し、08年にオペラ歌手の叔母が亡くなったことをきっかけに日本移住を決意した。2010年2月に移住してから5年余りが経ち、現在では日本国籍を取得する準備を進めている。

 刑事もので初の連ドラ主題歌を担当することが決まり「父も僕も警察官として、自分の命は皆が幸せになるためにあるものだと思って生きてきました。その気持ちはシンガーとなった今も、仕事は違えども一緒。そんな中で今回、警察官を題材にしたドラマ主題歌に僕の楽曲を起用していただいたのは本当に光栄なこと」と喜びをかみしめた。

 「あなたへ」は家族愛を歌ったバラード。「ベテラン俳優の方々の爽快な演技とのコラボレーションで、観ている方々の心に深くしみわたり、少しでも優しい気持ちになってもらえると、僕が警察官時代に願っていた皆の幸せにつながるはずだと信じています」と話した。

 一度退職した昼行燈の嘱託刑事を演じる橋爪は「ハートのある、いい声でした。歌詞には、未来へのメッセージが込められていて、とてもいい歌です」と、クリスの名前に絡めて絶賛。バリバリの現役女班長を演じる名取は「クリス・ハートさんのやさしい歌声が私たちのドラマを包んでくださることになり、うれしく思います。この歌のメッセージが皆さんに届くよう、私たちも心をこめて演じていきます」と喜んだ。

 川島誠史プロデューサーは「(主人公の)“最強のふたり”が導き出した真実が、時にほろ苦いものであっても、時に悲しいものであっても、『傍にいてくれるだけでやさしくなる僕がいるよ』という歌詞のとおり、ラストに見ている方の心を優しく包み込んでくれると確信しています」と期待を寄せている。

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