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異業種のクリエイターを融合、新たなビジネスモデルに挑戦する『QREATORS』とは

 ネット、SNSの普及による新たなマネタイズ、新たなクリエイターが続々誕生している昨今。ジャンルの異なるクリエイター同士を融合させ、全く新しい発想を生み出すための“場所”を作り出そうとする男がいる。株式会社QREATOR AGENT代表取締役・佐藤詳悟氏。吉本という大企業を飛び出し、世界中の“ぶっとんだ創造者”を集め、彼が企てるのは世界を楽しくすることだという。

■クリエイターをメディアや他の才能と繋いで、新しい可能性やビジネスに

――5月11日より、クリエイター×クリエイターから生まれるコンテンツ発信サイトで「QREATORS」がスタートしました。そもそも佐藤さんは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに勤めていて、ロンブーの淳さんなどのマネージャーなどを担当していたんですよね。なぜ会社を辞めてまでQREATORAGENTを立ち上げたんですか?
【佐藤詳悟】一番の理由は、やっぱり自分で勝負をしてみたかったという思いが強かったからですね。よしもと時代、芸人さんに意見やアドバイスを言わせて頂く時、結局、僕は会社に守られていてリスクを背負ってないので発言に重みがないのではないか? と感じたことがあったんです。なので、一度、自分でリスクを背負って責任を持てる立場になる為に起業を考えました。同時期に自分が進めているプロジェクトで起業家やデザイナー、研究者等の方達と出会い、可能性を感じたこともあり、これからの新しい時代を作るクリエイターを集めて、プロデュースをしようとQREATOR AGENTを立ち上げました。

――そういった方達からのニーズはあったんですか?
【佐藤】そうですね。例えば、脳科学者の方がベンチャーの社長さんと会ってみたいとか、漫画家さんと会ってみたいとか感じたときに、それを実現するには様々な場所を介さなきゃいけないし、正直どこに頼めばいいかわからない。そういう話が色々なところから届いています。彼らをメディアや他の才能と繋いで、新しい可能性や出会いををつくりだし、そこでビジネスを仕掛けたいと思っています。。

――サイト「QREATORS」を見てもファッションや映像、町工場の社長さん、墨職人、書家など本当に様々なジャンルで活躍するクリエイターが登場してします。そんな畑違いの職人同士がカジュアルに対談して、互いに惹かれあうっていうのが凄く素敵だなって思います。
【佐藤】今の世の中って“当たり前のこと”が多いじゃないですか?すべて方程式で決められているというか…。僕らはその方程式にあてはめず、何が生まれるかは分からないけど、面白い人材が融合したことで生まれる期待感とか熱量が絶対的に高いと考えています。そこは方程式では括れないですから。何を生み出すかは未知数だけど、この会社はちょっと面白いぞって思わせたいんですよね。例えば、ドッグトレーナーの方と大学の教授が融合することで何かやるとか、墨職人の方とアートディレクターを絡めて何かをやるとかね。

――戦略的にグチャグチャして新しい何かを生んでもらおうと。
【佐藤】あとはクリエイターさんの自由な発想にお任せします。僕はその場所だけはしっかりと提供させて頂きます。そうして生まれた新しい物や新しい発想、なんかバカっぽい物でも良いと思うんですよ(笑)。でも、それが既存のメディアに満足出来ない若い方にも届くんじゃないかなって。

■今のクリエイターの方って一つのことに収まりきれない

――ネットやSNSの普及によって新たなメディア、新たなクリエイターが誕生していますよね。佐藤さん自身、クリエイターの在り方というものに変化を感じたりしますか?
【佐藤】うーん。僕自身が考えるクリエイター本質という部分は変わらないですね。ウチのサイト「QREATORS」に登場するクリエイターの話を聞いてると凄く柔軟な思考なんですよ。それって昔からクリエイターにとって重要なことなんじゃないかなって。

――確かに、「QREATORS」に掲載されてる異業種のクリエイターとの対談記事を読むと“頑固職人”って意外にいないんですね(笑)。皆さん色々な分野に興味があって、それを吸収しようとしてる。
【佐藤】それがまさにクリエイターの本質なんでしょうね。ひとつの考えに固執しないことで新しい発想が生まれる。例えば町工場の社長さんに「野菜を一緒に作りませんか?」って言ったら、「それ、面白いね!」って言ってくれる。絵本作家の方でも、もちろん本業は絵本ですけど、ちょっと俯瞰で見ると、「この人、映画監督も出来るんじゃない?」って。今のクリエイターの方って一つのことに収まりきれないんですよ。

――佐藤さんがやっているのは、その発想のお手伝いですね(笑)
【佐藤】そうですね。「あなたの才能はその才能だけじゃないですよ」って言ってあげるのが役目なんじゃないかって。同じように旧メディアと新しいメディアも、決して反目し合うのではなくて、それこそグチャグチャに融合してアウトプットすれば全く未知の何かが生まれると思うんです。

――現状でも多くのクリエイターの方がQREATOR AGENTには集まってきていますが、今後の展開、展望はどのようにお考えですか?
【佐藤】より多くの面白い人をお手伝いさせてもらうのが大前提です。それは個人で活躍しているクリエイターだけでなく、企業に勤めている“面白い人”もそうですね。会社員の中にも凄く面白い発想の人って絶対にいるんですよ。ただ、現状で会社がそういう人を上手く活かせないでいることが多い。そういう組織からハミ出しているような人達の本当の魅力を引き出せるような場を提供したいです。
あとは日本に限らず、海外の面白いクリエイターの方とも交流を図っているので、さらに幅も広がっていくと思います。そこから、さまざまメディアや企業と組んで新しいコンテンツや商品が生み出したいと思っています。会社のミッションでもありますが「クリエーターの方たちと世の中を楽しくしていきたいです。

『QREATORS』とは?
クリエーター×クリエーターから生まれるコンテンツ発信メディア。経営者や教授、研究者、デザイナー、そして職人たちが、 いままで出会うことのなかったエンターテイメントをはじめ、いろんなジャンルの方々と出会い、刺激を受け、また新たなものを創造していく場所として2015年5月11日よりサイトがオープン。

⇒QREATORS公式サイトはコチラ

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