昨年の第45回世界体操選手権の男子個人総合で、史上初の5連覇を達成した内村航平選手が『平成26年度 JOCスポーツ賞』の「最優秀賞」を受賞し12日、都内で行われた表彰式に出席。記念のトロフィーを受け取り、多くのフラッシュを浴びた内村だが「他の競技にもすごい方はまだまだたくさんいるので、自分の記録には満足できないし、自分が最優秀賞でいいのかなと思っちゃう」と謙虚に話した。 2016年のリオデジャネイロ五輪まであと1年あまり。「まだまだやることはたくさんある。でも答えが出ないからおもしろい。それを追い詰めていくのが体操競技」と気を引き締める。「(リオ五輪が)早く来てほしい」と語ると「一番はやっぱり団体の金メダルがほしい」と言葉に力を込めた。
2015/06/12