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福田彩乃がレーサーデビュー「感じたことのない“横G”を体験」

 タレントの福田彩乃(26)が24日、茨城・つくばサーキットで行われた『Z Challenge 2015 Rd.1』でレーサーデビューを果たした。初レースを終えた福田は「緊張して怖かったですけど、始まったらすぐでした」と振り返り、「横転するんじゃないかと思うくらいの、今までに感じたことのない“横G”を体験することができました」と明かした。

茨城・つくばサーキットでレーサーデビューした福田彩乃

茨城・つくばサーキットでレーサーデビューした福田彩乃

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 大のクルマ好きの福田は、日産ソーシャルメディアプロジェクト『にっちゃん』が設立したレーシングチーム『にっちゃんレーシング』の専属ドライバーとして、『Nicchan Racing Project with Ayano Fukuda』プロジェクトに参加。国内A級ライセンスの取得を皮切りに、日産自動車の子会社でモータースポーツ部門を担う「NISMO」訪問、プロドライバーによる指導でドライビングテクニックを磨き、レーサーデビューに向け、1年かけて着々と準備を進めてきた。

 今回行われた『Z Challenge 2015』開幕戦には20台の車両参加し、福田がエントリーしたオートマチック車クラスはそのうち6台。2008年5月にスタートした日産フェアレディZ(Z33、Z34)のみのレースとあり、「Z」とレースが好きなドライバーたちが集結した。

 全身真っ赤なオリジナルレーシングスーツを身にまとった福田は、口元にくちびるのイラストが施された特注の白いヘルメットをかぶり、プレミアムサンフラワーオレンジ色の車体のZにさっそうと乗り込んだ。まずはファイナルステージの走行順位を決めるため、午前10時半から15分間の「アタックステージ」に挑戦。走行中には、後続車が近づいている遅い車に出される青いフラッグが上がる悔しい場面もあった。

 ストレートコースでアクセルをベタ踏みすると、最高速度は時速200キロメートル近くになるため、緊張して自分の思うような走りができなかったという福田は、「練習とは違い、雰囲気に圧倒されました。悔しかったけれど、勢いでむしろタイムが上がったように思う」と分析。実際、サーキット初走行でのラップタイムは1分15秒858と、それまでの自己ベスト(1分19秒)を4秒近く更新した。

 午後3時半からは「ファイナルステージ」が行われ、20台中最後尾からのスタート。午前中に行われた「アタックステージ」とは違い、果敢な走りで抜きつ抜かれつのレース展開に。セミプロドライバーたちに混じってのスリリングな走行8周し、最終的には2台を抜いて18位でゴール。「アタックステージ」よりもさらに3秒縮め、1分12秒969というラップタイムを記録した。

 初レースを終え「スタートして、気づいたらもう終わってるというくらい、あっという間でした」という福田は「ロニー・クインタレッリ選手(プロレーサー)から教わった、ブレーキポイント、ライン取り、先読みすることの3つのポイントを意識しました」と冷静に振り返った。

 同レースは年3回行われ、次回は10月に開催。「次は余裕を持って、リラックスして運転したい。ぜひまたチャレンジしたいです!」と力を込めた。

関連写真

  • 茨城・つくばサーキットでレーサーデビューした福田彩乃
  • 車両検査中、真剣な眼差しの福田彩乃
  • レース後「今までに感じたことのない“横G”を体験」したと明かした福田彩乃
  • プレミアムサンフラワーオレンジのフェアレディZでレースに参加
  • 「アタックステージ」走行中(赤い車)
  • 「ファイナルステージ」走行中(23番赤い車)
  • 「ファイナルステージ」走行中(23番赤い車)

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