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阿部サダヲ、鉄道員の制服で実感「もう学ランは無理かなぁ」

 今年3月、日本でラジオ放送が開始されてから90年という節目の年を迎え、NHKが企画している放送90年ドラマ 『経世済民の男』3部作。そのシリーズ2『小林一三 〜夢とそろばん〜』の取材会が2日、大阪・摂津市の阪急電鉄正雀工場(車両工場)で行われ、主演の阿部サダヲが取材に応じた。

9月放送のドラマ『経世済民の男「小林一三 〜夢とそろばん〜」』に主演する阿部サダヲ(C)NHK

9月放送のドラマ『経世済民の男「小林一三 〜夢とそろばん〜」』に主演する阿部サダヲ(C)NHK

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 同ドラマは、阪急電鉄、阪急百貨店や宝塚歌劇団をユニークな手法で創設し、現在にも通じるビジネスモデルを作り上げた小林一三の生涯を描く。小説家志望で落ちこぼれ銀行員だった小林が、ビジネスと人生の師に出会って事業の面白さに目覚め、独創的な手段で弱小電鉄を大企業へと成長させる。彼の成功を支えたのは、「こういう暮らしをしたい」という庶民の夢を的確にとらえる力。最後まで夢見ることを大切にした男の波乱万丈の物語を、連続テレビ小説『ごちそうさん』の森下佳子氏の脚本で映像化する。

 この日は、箕有電車梅田駅で小林一三(阿部)、妻のコウ(瀧本美織)、岩下清周(奥田瑛二)、平賀敏(矢島健一)が開業の瞬間を待つ一連のシーンで、大正期に活躍した木造車両(10形)を使用した撮影を敢行。

 阿部は「スケールの大きいドラマだな…と思いました。出発進行!と合図を出した後、電車が動くのかと思いましたが、動かなかったですね。制服(衣装)がちょっと学生服に見えるので、もう学ランは無理かなーと感じました」と冗談交じりに語り、「なるべく身近なお芝居、見やすいようなお芝居を心がけましたので、笑いもありますし、出来上がりは見やすいと思います。ちょっとシュールなお笑いも入っています。お笑いの方も出てらっしゃいますので、ぜひご覧ください」とアピールした。

 『小林一三 〜夢とそろばん〜』は、9月5日に前編、翌週12日に後編を総合テレビで放送(両日とも午後9時から)。

関連写真

  • 9月放送のドラマ『経世済民の男「小林一三 〜夢とそろばん〜」』に主演する阿部サダヲ(C)NHK
  • 阪急電鉄の創設者の生涯をドラマ化(C)NHK
  • 箕有電車開業時の梅田駅はセットです(C)NHK

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