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リピーター続出『劇場版サイコパス』 [15年1月度ODSランキング]

 1月は『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が20万人を超える動員を記録し首位となった。また、ももいろクローバーZでは毎月1回実施するFC会員限定の定期ライブで全公演生中継を行う企画をスタートさせた。

『劇場版PSYCHO-PASSサイコパス』実施日:1月9日〜配給:東宝映像事業部(C)サイコパス製作委員会

『劇場版PSYCHO-PASSサイコパス』実施日:1月9日〜配給:東宝映像事業部(C)サイコパス製作委員会

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■人気アニメ『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が首位

 1月度の録画系作品では、東宝映像事業部配給のアニメ『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が首位となった。同作はCX系「ノイタミナ」で12年に第1期、14年に第2期が放送された人気アニメ。近未来日本を舞台に描かれたSF警察ドラマで、「踊る大捜査線」シリーズを手がけた本広克行氏が総監督を務め、原案・脚本は「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズを手がけた虚淵玄氏が担当。1月9日に全国103スクリーンで公開され、公開週末2日間で動員9.3万人、興行収入1.4億円を記録するヒットとなった。

 また、生中継系ではメディアミックスプロジェクト「ラブライブ!」から誕生したアイドルユニット、μ’sのさいたまスーパーアリーナ公演(初日)の生中継が2位となった。


■ももいろクローバーZではFC会員限定ライブをすべて中継

 録画系で当月首位となった『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』では、公開直前の14年12月末に、映像配信サービス「GYAO!」および「dアニメストア」でTVシリーズをすべて無料配信したほか、公開後は、週替わりで来場者特典を実施。登場キャラクターの設定画、メカデザイン設定などを盛り込んだ設定集を配布したことで、リピーターも多く来場したようだ。また、公開初日に監督や出演声優陣による舞台挨拶を行ったほか、名古屋、大阪、兵庫でも舞台挨拶を実施。継続して話題を発信することでロングヒットへ繋げた。

 また、生中継系で2位となった、『「μ’s Go→Go! LoveLive!2015〜Dream Sensation!〜」ライブビューイング』は、国内では110館を超える大規模上映となったほか、台湾、香港、韓国、シンガポール、タイ、インドネシアへも生中継を実施。海外の劇場でも多くのファンが詰めかけ盛況になった。このほか、4位の『月刊TAKAHASHI 1月号』は、ももいろクローバーZが、毎月1回開催するファンクラブ会員限定ライブを生中継したもの。今後も全公演でODS上映が行われる。さらに、2月12日の公演では終演後の舞台裏での反省会を中継した(ライブ会場では音声のみ)。なお、ランク外ながら、スターダストピクチャーズが配給元となり、自社グループのイベントの生中継を6公演で実施した点も注目される。

■データ提供について
・TOHOシネマズ/ティ・ジョイ提供データに基づく
・劇場数はTOHOシネマズとティ・ジョイを合算したもの
・ランキングは該当月に上映された作品の動員数でランキング化
・「録画系」:コンサートやドキュメンタリー、舞台、スポーツイベント等を収録した作品
・「生中継系」:コンサートやスポーツイベント、ファンミーティング等を生中継した作品

(ORIGINAL CONFIDENCE 15年2月16日号掲載)

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