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落語や江戸の“粋”に触れるぶらり旅のススメ

 日本を代表する文化として再注目されている「落語」。名作と言われる落語のお噺(はなし)ゆかりの地を巡りながら、江戸風情あふれる街並みやグルメを堪能し、落語や江戸の“粋”に触れる番組『東京落語歩き』が、4日(前8:55〜9: 55)にフジテレビで放送される。

1月4日放送、フジテレビ『東京落語歩き』に出演する(左から)今田耕司、羽田美智子、立川談春

1月4日放送、フジテレビ『東京落語歩き』に出演する(左から)今田耕司、羽田美智子、立川談春

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 出演は、昨年4月から半年間、深夜に同局で放送された『噺家が闇夜でコソコソ』の司会として絶妙なコンビネーションを見せた今田耕司立川談春、そして、スペシャルゲストの女優・羽田美智子。古典落語の代名詞とも言える名作「芝浜」と「粗忽長屋」の世界観を“目”や“耳”や“舌”など五感を働かせて体験していく。案内役として人気若手落語家たちが登場し、持ち前の巧みな話術を駆使しながら、楽しくわかりやすくガイドする。

 「芝浜」は、夫婦の愛情を描いた人情噺。働かない魚屋の夫が魚市場の近くの浜で、財布を拾うところから噺が展開していく。この噺の舞台とされるのは、慶應大学のキャンパスがある三田と、隣りの浜松町。春風亭一之輔、立川談笑、春風亭ぴっかりの案内で、「主人公の魚屋が財布を拾ったであろう場所」や「主人公の奥さんが聞いたとされる鐘がある増上寺」などを訪れる。パワースポットとしても名高い増上寺には、鐘以外にも代々の徳川将軍の墓や茶屋があり、「芝浜」からちょっと脱線したお噺も見どころ、聴きどころ。

 林家彦いちのガイドで芸者を屋形船に呼び、当時のお座敷遊びを堪能しながら「粗忽長屋」ゆかりの浅草へ移動。「粗忽長屋」は、主人公が浅草雷門の近くで死体を見つけたことから始まる滑稽噺。一行は、浅草の仲見世を練り歩き、「甘味処」や落語家御用達の「扇子屋」などを訪れながら、江戸っ子の大好物であるうなぎの老舗の名店で舌鼓を打つ。

 フジテレビ編成部の赤池洋文氏は「落語初心者の今田さんとゲストの羽田さんと同じ目線で、人気落語家たちの楽しくわかりやすいガイドとお噺に身を委ねて下されば、あなたもちょっとした落語ツウになれるかも? 日本人でよかったと思える、お正月にぴったりの番組です」と話している。

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