日本シリーズ第5戦が30日、福岡・ヤフオクドームで行われ、ソフトバンクが阪神を1−0で下した。阪神は1985年以来、29年ぶりの日本一の夢が目前で散り、芸能界の“虎党芸能人”たちはSNS上で悲痛な声をあげた。

　対戦成績3勝1敗と負ければ後がない決戦だっただけに“虎党芸能人”たちはSNS上で逐一、戦況報告し行く末を見守った。1点を争う好ゲームだったが、最後のプレーで西岡剛選手が守備妨害の判定となり、釈然としない形で、敗戦が決まるとタレント・千秋は、「よくわかんなかった。涙も出ない」と困惑。数分後に「福岡ソフトバンクホークス、日本一おめでとうございます　負けたー」と相手の健闘を讃えた。

　敵地で3連敗を喫し、第6戦での本拠地・甲子園球場への“帰還”も叶わなかった。お笑い芸人・陣内智則も9回表の直前に「最後の1イニング今年のすべてを出し切って夢を繋げて！！」とエールを送るも、まさかの幕切れに「え？　何やこの終わり！！　VTR流してくれ！！　え？」と動揺を隠せずにいた。

　さらにお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春も「胴上げ中もゴネて欲しい」と最終ジャッジに不服で「これはない」と納得がいかない様子。最後には「ソフトバンク優勝おめでとうございます！　阪神タイガース、こんなにも夢を見させてくれてありがとうございました！」と両軍に祝福と感謝の気持ちを送った。