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役所広司、おやじの背中とは「子供にとって財産になる」

 13日にスタートしたTBS系ドラマ『日曜劇場 おやじの背中』(毎週日曜 後9:00)。父と子をテーマに、10人の脚本家と10組の俳優を掛けあわせた1話完結全10話のオムニバスドラマとなっており、俳優・田村正和(70)と女優・松たか子(37)が共演した第1話は番組平均視聴率15.3%を獲得。第2話「ウエディング・マッチ」では、子どもに夢を託し、ボクシングを通して真正面から向き合う父と娘を役所広司(58)と満島ひかり(28)が熱演する。

子どもに夢を託し、ボクシングを通して真正面から向き合う父と娘を役所広司と満島ひかりが熱演。TBS系『おやじの背中』第2話「ウエディング・マッチ」(7月20日放送)(C)TBS

子どもに夢を託し、ボクシングを通して真正面から向き合う父と娘を役所広司と満島ひかりが熱演。TBS系『おやじの背中』第2話「ウエディング・マッチ」(7月20日放送)(C)TBS

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 役所も私生活では子を持つ父親。一人息子の橋本一郎(28)も俳優として活躍している。そんな役所にとって“おやじの背中”とは? 「僕も親父とは喧嘩をしたし、すねている背中も見てきましたが、自分が父親になって『あの頃の親父と同じ背中をしてるのかな』なんて思うことも。失敗しても一生懸命生きていれば、そ の背中は子供にとって財産になる気がします」(役所)。

 一方、満島は、同ドラマで役所が演じた元プロボクサーの青木草輔が「実は私の父に似ている」と話す。「私が父から学んだのは『遊べ』。いっぱい遊んで くれたし、今も実家に帰ると遊んでくれます」。

 第2話の脚本は、『それでも、生きてゆく』(2011年、フジテレビ)、『Woman』(2013年、日本テレビ)で満島とタッグを組んだ坂元裕二氏。演出は、長年ドラマ演出を務め、映画『愛の流刑地』(2007年)では監督を務めた鶴橋康夫氏が担当する。

 満島が演じる誠は、小さい頃からボクシングのオリンピック出場を目標に、父・草輔と二人三脚で歩んできた。年頃になって誠が恋をしても、草輔がことごとく邪魔をし、誠はそんな父に反発しながらも普通の女の子の楽しみはあきらめ、トレーニングに励んできた。

 ところが、草輔には娘よりも年下の恋人・亜利沙(山本美月)がいることが発覚。誠が問い詰めると、草輔は亜利沙と結婚の約束までしているという。ボクシング一筋で何もかも封印して練習してきた誠は、父親に怒りをぶちまける。そんな誠だが、オリンピックの選考会でボロ負けしたことで、ボクシングの道をあきらめることに。それは家を出て行った母・佐知子(浅田美代子)との約束だった。やがて、誠はリングを降り、結婚することになった。しかし式の前日、草輔は誠に向かってとんでもないことを言い出す。

 同ドラマについて、満島は「父親は誠が最初に結婚したいと思った存在だし、一番憎むべき存在でもある。 体に触れるのをためらったりして、父と娘って不思議な関係ですね」と感慨深げ。「これだけ会話やスキンシップがある親子はなかなかいないからか『なんかいいなあ、この親子』と思える作品」とアピールした。

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  • 子どもに夢を託し、ボクシングを通して真正面から向き合う父と娘を役所広司と満島ひかりが熱演。TBS系『おやじの背中』第2話「ウエディング・マッチ」(7月20日放送)(C)TBS
  • 元プロボクサーの父と、彼の指導を受けて幼い頃からオリンピック出場を目指す娘の熱いぶつかり合いを愛情たっぷりに描く(C)TBS

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