俳優の塩谷瞬（31）が20日、都内で行われた映画『歌舞伎町はいすくーる』（5月3日公開）完成披露試写会の舞台あいさつに出席した。同作には、昨年10月に交通事故で亡くなったタレント・桜塚やっくん（本名：斎藤恭央さん　享年37）もワンシーンのみ出演。共演した塩谷は「デビューのときからお世話してくれた温かい人。この作品でやっくんがどういうことをやりたかったのか、観てほしい」と観客に呼びかけ、最後には「ありがとう、やっくん」と故人を偲んだ。

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　軽部進一監督（46）と交流のあったやっくんは、同作に「ぜひ出させてほしい」と直談判。やっくんがボーカルを務めた女装バンド「美女♂men Z」のメンバーとともに、塩谷のクラスメイト役で出演した。撮影は亡くなる1年前の2012年10月4日に行われ、軽部監督は「“偶然出演”ということで出ている」と説明。塩谷は当時を振り返り、「『また（一緒に仕事を）やりたいね』って話していたところで天国に行かれたので…」と無念をにじませた。

　一方、同作で歌舞伎俳優・片岡愛之助（42）と共演し、交際に発展した熊切あさ美（33）は、この日は恋人との共演については一切語らず。劇中でセクシーなバーレスクダンスを披露しているが、「見られることが気持ちよかった。かなり稽古したのでぜひ観て」と自信たっぷりアピールしていた。

　そのほか、大島なぎさ（22）、辻やすこ（30）、乃木太郎（31）、千葉真一（75）、同作のエンディング曲を担当したFFANY.G（21）が登壇。また、本作には出演していないが、千葉の長男で俳優の真剣佑（17）も飛び入り参加した。