あす31日よりNHK連続テレビ小説『花子とアン』(毎週月〜土 前8:00 総合ほか)がスタートする。女優の吉高由里子が主演する同作は、『赤毛のアン』を日本で初めて翻訳し、世に出した村岡花子の波乱万丈の半生記。29日まで放送された杏主演の『ごちそうさん』と時代はかぶるが、主人公の境遇はだいぶ異なる。 『ごちそうさん』のめ以子は“食べる”ことで自分も周りの人たちも元気にするヒロインだったが、『花子とアン』は“夢見る力”を持つヒロイン。つらいときも、悲しいときも、“夢見る力”を支えに乗り越えた花子が、明治・大正・昭和の激動期をしなやかに、たくましく生きた姿を描いていく。