ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

福島・相馬市、音楽で“こころの復興” 『ノンフィクションW』で放送

 WOWOWのドキュメンタリーシリーズ『ノンフィクションW 135人のオーケストラ〜福島に響け!ぼくたちのメロディ』が今夜(14日、後10:00)放送される。東日本大震災で津波による被害を受けた福島県相馬市。この町で始まった、音楽の力で子どもたちの日常と失ってしまった“こころ”を取り戻すプロジェクトを追う。

東日本大震災で津波による被害を受けた福島県相馬市。この町で始まった、音楽の力で子どもたちの日常と失ってしまった“こころ”を取り戻すプロジェクトを追う(C)WOWOW

東日本大震災で津波による被害を受けた福島県相馬市。この町で始まった、音楽の力で子どもたちの日常と失ってしまった“こころ”を取り戻すプロジェクトを追う(C)WOWOW

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 相馬市の住民の多くが家族や友達といった大切な人を失った。また同市には、福島第一原発の避難区域に指定された南相馬市から移住した人も多い。震災から3年。鉄道、道路のインフラ整備が徐々に進む中、必要とされているのが“こころの復興”だ。

 現在、相馬市では、地元の音楽教師と復興支援団体エル・システマジャパンによる「音楽の力で日常を取り戻す」プロジェクトが行なわれている。エル・システマは1975年に南米ベネズエラで始まった、無償で子どもたちに音楽教育を実施するプロジェクト。既にプロの音楽家も巣立ち、音楽の力で子どもの未来を作る取り組みとして認められているものだ。

 相馬市では、経験・未経験問わず100人以上の子どもたちが集まった。中には楽器を触ったことのない子もいたが、懸命に音を出し、仲間と協力することでその表情に変化がみられた。番組では、音楽教室に通う子どもたちと家族を取材。2013年末のコンサート、そして現代音楽家・藤倉大氏と取り組む作曲教室の様子を取材。3年目の福島に暮らす子どもたちの今を見つめる。

 ナレーションは、TOKYO NO.1 SOUL SETや猪苗代湖ズのメンバー、渡辺俊美が担当。「ナレーションは初めてで、しかも下手くそで。でも、下手とか上手いとかより、伝えたい気持ちだけで受けました。今までは、歌で『生きる意味』を伝えてきました。これからは、歌以外でも伝えていきたい」と思いを込めた。

関連写真

  • 東日本大震災で津波による被害を受けた福島県相馬市。この町で始まった、音楽の力で子どもたちの日常と失ってしまった“こころ”を取り戻すプロジェクトを追う(C)WOWOW
  • 『ノンフィクションW 135人のオーケストラ〜福島に響け!ぼくたちのメロディ』WOWOWで3月14日放送(C)WOWOW
  • 『ノンフィクションW 135人のオーケストラ〜福島に響け!ぼくたちのメロディ』WOWOWで3月14日放送(C)WOWOW
  • 『ノンフィクションW 135人のオーケストラ〜福島に響け!ぼくたちのメロディ』WOWOWで3月14日放送(C)WOWOW

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索