ハリウッドを代表する女優アンジェリーナ・ジョリーが主演する映画『マレフィセント』の公開日が7月5日に決定した。アンジーが演じるマレフィセントは、ディズニー・アニメ映画の名作『眠れる森の美女』（1959年）のヒロイン・オーロラ姫に“永遠の眠り”の呪いをかけた邪悪な妖精。愛娘ヴィヴィアン・ジョリー＝ピットとの母娘初共演など話題も豊富な作品で、今後ますます注目を集めそうだ。

　アンジーの子どもたちも震え上がったというのも納得のインパクトを放つポスタービジュアルも公開された。マレフィセントの中で眠っているオーロラ姫役は、天真爛漫でイノセントなイメージがぴったりのエル・ファニング、幼少期のオーロラ姫役をヴィヴィアンが演じる。

　同作では、アニメで描かれなかった本当の物語がひも解かれる。はたしてマレフィセントは何者だったのか？　なぜオーロラ姫に恐ろしい呪いをかけたのか？　そして、その呪いが彼女とオーロラ姫にもたらす驚くべき運命とは？　すべての謎を解く鍵は、マレフィセント自身の封印された過去に隠されていた…。

　ヒロインではなく、“ディズニー史上最強の悪役”の視点からストーリーを展開することで、誰もが知っているおとぎ話は、誰も知らない「もうひとつの物語」に生まれ変わり、観客の予想は鮮やかに裏切られていく。

　監督は、『アバター』『アリス・イン・ワンダーランド』のプロダクション・デザインでアカデミー賞を受賞したロバート・ストロンバーグ氏が務め、美しい映像世界も注目されている。