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カンニング竹山、生放送で竹田恒泰氏にブチ切れ 五輪発言で“対立”

 明治天皇の玄孫で日本オリンピック委員会会長の長男でもある竹田恒泰氏が28日、フジテレビ系の『ノンストップ』に生出演。五輪選手に「負けたのにヘラヘラと楽しかったはあり得ない」などと発言したことの真意を説明したが、同席したカンニング竹山ら出演者から強い反論を受け、ほとんど理解を得られなかった。

竹田恒泰氏(右)にブチ切れていたカンニング竹山(左) (C)ORICON NewS inc.

竹田恒泰氏(右)にブチ切れていたカンニング竹山(左) (C)ORICON NewS inc.

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 竹田氏は、自身のツイッターで「負けたのにヘラヘラと『楽しかった』はあり得ない」「日本は国費を使って選手を送り出している」などと選手に向けて“注文“をつけていたことに、「ソチの開幕前につぶやいた。誰か特定の選手に向けたものではない。国を背負っているのだから、立派に振る舞ってほしい。今回の選手は非常によかった」など弁明した。

 それでも、竹山や千秋、西川史子らは頑張る選手に注文を付けることに納得できず。竹山は「オリンピックに行った選手を応援して、無事に帰ってきてもらうことを一番望まないといけない」とし、「勝った負けたはあるし、そこでヘラヘラしたコメントがあるかもしないけど、その人の人格かもしれない。それを否定することはない。選手が思ったことを言えることのほうが自由でいい」と反論。

 竹田氏は、理解を示すも「せっかく頑張ったとしても、最後の一言でがっかりすることがもったいない。楽しかったとかヘラヘラしたコメントに違和感を持っている人もたくさんいる。選手は国を背負ってしまっているので」と語ると、西川らは揃って「竹田さんにすごい違和感」と漏らし、千秋は「私たちは何もせずに、オリンピックの瞬間だけを見ている。選手はずっと何年もやっているわけで、それに対して良い態度を取れっていうのは…」と疑問を呈した。

 さらに、竹田氏は結果が出なかった選手にメディアのスポットが当たることにも不満といい、「だいたい、オリンピックは勝ちに行くから面白い。メディアが勝たなくてもOKという空気を作ってるのがおかしい。金メダル選手より、とれなかった選手にフォーカスしている」と持論を展開。続けて「負けてもOKになったら、オリンピックは価値がなくなる。見てる側に参加することに意義があるとか言っちゃいけない」と主張した。

 これに対し、竹山は「(プロでなく)アマチュアの祭典だし、(メダルは)結果論だから仕方がない。真剣勝負はあのレベルならみんなやってる。(浅田)真央ちゃんは1回目失敗したけど、2回目あれだけやった。我々はそれを見ていろんなものを学び、よかったなと思う。メダル以上の何かを感じる。真剣にやる姿を見て、何かをもらえばいい」と返した。

 最後は、竹田氏が「同意見」としつつも「メディアの映し方は負けてもOKになってるものもある。オリンピックは全員が勝ちに行くもの」と勝負ありきの姿勢を貫くと、竹山は「そうなるとスポーツは別になる。政治とスポーツは別だ」と怒りをあらわにし、「全然ダメだ」とブチ切れながら吐き捨てた。

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