昨年4月期にテレビ朝日系で放送されたタレント・石塚英彦主演のドラマ『刑事110キロ』が、4月に再登場することが17日、わかった。連続ドラマ初主演作のシリーズ化に、石塚は「パート2が決定して、今年も京都・太秦に行くことができるのが、率直にうれしいです!!」と大喜び。「前作では体重117キロだったのですが、今はぶっちゃけ115キロで、うかつにも2キロ落ちているんです。役作りのためにも、クランク・インまでにまた体重を増やそうと思います」と笑顔を見せている。

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　前作は、石塚自身の持ち味を存分に生かし、巨体と笑顔で“いい人”と思わせながら、ズケズケと人の心に入り込んでいくキャラクター設定と、刑事としては新人だが、20年の交番勤務で培われた洞察力、推理力、人心掌握術を生かして、次々と事件を解決していく様を痛快に描いたストーリーが好評を得た。

　パート2では、ストーリーフォーマットを一新。ミステリーの不朽の名作『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』（フジテレビ）のように、「初めに犯人候補を提示し、花沢との1対1のやりとりの中で犯人を追いつめていくことで、これまで以上に花沢のキャラクターが色濃く出るようなミステリーにしたい」と川島誠史プロデューサー。1話完結スタイルで、毎週、“花沢vs犯人”の息詰まる攻防戦を描いていく。

　石塚も「前回は、初めての連続ドラマ主演でかなり緊張もありました。でも今回はスタッフさんや共演する皆さんとなじんだ分、冷静に慎重に、かつ楽しく挑戦していきたい！」と気合い十分。「サスペンスファンの皆さんにより楽んでいただけるよう、推理小説を読み進めているような感覚の作品にしたい！　ボクも、まっすぐに花沢を演じていきます！」と話している。

　前作に続いて、京都府警捜査一課長役の高畑淳子、同僚刑事の中村俊介、星野真里ほか、石丸謙二郎、陳内将、井上和香らの出演も決まっている。