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『徹子の部屋』、4月から“正午の顔”に 17年ぶり放送枠変更

 女優の黒柳徹子が司会を務め、1976年2月の番組開始から39年目を迎えるテレビ朝日の看板番組『徹子の部屋』が、4月1日より正午スタートの30分番組にリニューアルされることが23日、わかった。1997年以来17年ぶり、3度目の放送枠の変更で初の午後0時台に「びっくりした」という黒柳だが、「正午の時報とともに『タ〜タタ、タタタ、タ〜タタ♪』って、徹子の部屋のテーマソングが流れるとしたら面白いなと思いましたし、『私、お昼の人になるんだわ(笑)』と思って、とってもうれしかったです」と喜んだ。

『徹子の部屋』39年目の春、4月1日から正午スタートの30分番組にリニューアル(C)テレビ朝日

『徹子の部屋』39年目の春、4月1日から正午スタートの30分番組にリニューアル(C)テレビ朝日

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 同番組は、9658回、延べ1万人以上のゲストが出演(1月23日現在)。放送8961回を迎えた2010年4月27日には、同一の司会者による最多放送記録としてギネス世界記録に認定され、その後も、途切れることなく放送を続けている。放送枠は変わるが、番組スタイルは変えずに、従来通り黒柳がさまざまなゲストを迎え、自由なトークを繰り広げる。

 「今の目標は、なんたって長く生きて元気で続けていくこと」と黒柳自身、並々ならぬ意欲を示す。「あと1年で40年、11年続ければ50年です。連続で50年というテレビ番組は前例がないと思いますので、できることなら50年までやりたいと思っております」。

 各局が激しい火花を散らすお昼の番組に満を持して乗り込む『徹子の部屋』。黒柳は「お弁当の時間だったり、お休みの時間だったり、うれしいことがあるお昼の時間帯に合うような『徹子の部屋』でありたいと思っています。くれぐれも『お昼ご飯がまずくなった』って言われないよう(笑)、ご飯がおいしくなるおかずのようにならせていただければと思っています。私も楽しみ。頑張ります」と茶目っ気たっぷりに意気込んだ。

 『徹子の部屋』は、3月末まで毎週月〜金、午後1時20分〜1時55分(35分)に放送。現在の昼の番組、ニュース&情報番組『ワイド!スクランブル』(月〜金 前11:25〜後1:05)や『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(月〜金 後1:05〜1:20)の今後を含め、4月以降、テレ朝のタイムテーブルが大きく変わりそうだ。

◆『徹子の部屋』放送枠変遷
1976年2月〜1996年3月 月〜金 後1:15〜1:55
1996年4月〜1997年9月 月〜金 後1:55〜2:50
1997年10月〜2014年3月 月〜金 後1:20〜1:55
2014年4月〜 月〜金 正午〜後0:30

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