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三谷幸喜が挑む、ワンシーンワンカットの可能性

 WOWOWで29日、三谷幸喜脚本と監督による、一度もカメラを止めずに撮り続ける “完全ワンシーンワンカット”のドラマ第2弾『三谷幸喜「大空港2013」』(後10:00)が放送される。そもそも、ワンシーンワンカットにする意味は何か? 三谷監督は「よくわからないんですよね。ただ、ものすごく可能性を感じている」という。

 「ワンシーンワンカット、つまり長回しで撮った映像は、なぜか目が離せなくなるんですよね。同じ話を、カットを割って撮影したら、同じ面白さを出せるかわからない。あと一つ、確かなことは、俳優さんの魅力を引き出すのにいい手法だということです」。

 三谷監督は続けて、「もともと僕は舞台の人間なので、『清須会議』(公開中)とか映画監督もやらせてもらっているけれど、映像派の監督ではないし、僕が演出家としてできることといえば、役者と向き合ってその人の良さを引き出していくことしかない。いくつか映像作品を撮ってきて、長回しがすごく効果的だというのがわかってきたので、だったら、いっそ頭から終わりまで長回しで行くのはどうだろうという発想でした」と説明した。

 そんな三谷監督の発想を作品に昇華させたのは、竹内結子をはじめとする役者たちの熱演であり、20キロに及ぶカメラを100分間背負って、全編撮り続けた撮影監督(カメラマン)の山本英夫氏の働きも大きい。

 ドラマ本編の放送前には、『ノンフィクションW』(27日 後10:00/再放送29日 前7:15)で、日本アカデミー賞の優秀撮影賞を5回も受賞し、名実ともに日本を代表する映画カメラマンのひとりである山本氏のこれまでの歩みを紐解きながら、同ドラマの舞台裏に密着したドキュメンタリーを放送。ドラマ本編の放送後には、メイキング番組『三谷幸喜「大空港2013」ができるまで』(29日 後11:45)も放送される。

 三谷監督は「山本さんとは、カットを割っていないとか、そういうことが気にならないくらい話にのめり込んでもらえる作品にしたいという話をしていて、実際、そういう作品になったと思う。なんかわからないけれど、このドラマは集中するね、つい見入っちゃうね、そんな風に思ってもらえたら大成功。これからも、ワンシーンワンカット長回しの可能性を突き詰めていきたいと思っています」と話していた。

関連写真

  • 三谷幸喜監督のワンシーンワンカットドラマを撮影した山本英夫氏に密着した『ノンフィクションW 撮影監督・山本英夫 〜三谷幸喜の夢を撮る〜』=12月27日放送/同29日再放送 (C)WOWOW
  • 竹内結子主演のワンシーンワンカットドラマ『三谷幸喜 「大空港2013」』=12月29日放送(C)WOWOW
  • ワンシーンワンカットドラマ『三谷幸喜 「大空港2013」』の脚本・監督を務めた三谷幸喜 (C)ORICON NewS inc.

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