モデルとして絶対的な人気を集め、CM・雑誌で大活躍の佐々木希(25)。一方で、女優としては当初から厳しい意見が多く聞かれ、決して順風満帆とはいえない時間を過ごしている。それでも、積極的に映画やドラマに出演し、現在公開中の映画『風俗行ったら人生変わったwww』では、風俗嬢に体当たりしている。演技に対する批判もあるなか、彼女が女優にこだわる理由は何か? 直接聞いてみた。
――今作で風俗嬢を演じていますが、話が来たときは驚きましたか?
佐々木希 びっくりしました。風俗嬢はさすがに想像もしてなかったので、台本見るまではどんな役なんだろうと。でも、読んでみるといい話で、想像を覆させられました。すごくやりたいと思いましたけど、なんで私だったのかは怖くて監督に聞けてないです(笑)
――役作りはどうしましたか? 当然、体験などはできないでしょうが。
佐々木 役作りと言えるかわかりませんが、下調べはしましたね。風俗嬢のかたの日記を読んだり、ブログを見たり。細かい演技については、逆にそんなにしてなくて。主演の満島真之介さんと初めてお会いした瞬間に、純粋な気持ちで役に飛び込めました。自分でも自然に入れたと思います。
――風俗嬢の日記などは、役づくりに影響しましたか?
佐々木 とても参考になりました。風俗嬢のイメージもこれまでとはいい意味で変わりましたし。過去に色々あったり、訳ありな人が多くて、大変な仕事だというのが伝わりました。何より好きでやっているわけじゃない人が多くいることに気づけましたね。
――同作は、ネットの掲示板「2ちゃんねる」の書き込みがベースになっていますが、2ちゃんでは誹謗中傷などの書き込みも多々あります。ご自身の演技についても、厳しい意見が書き込まれたりしますが、気にしますか?
佐々木 今は気にしないですが、わりとつい最近まで気にしてました。世間からどう見られているかがすごく気になる時期もあって。どうしても若いころって、人目が気になるし、自分に自信が持てなくて悩むときもある。そういうときの中傷は、ダメージが大きいので、当時は結構悩んでましたね。苦しい時期に中傷を見るのは、やっぱりつらいです。
――先ほど「今は気にしない」と言っていましたが、どう克服を?
佐々木 いまは女優業が楽しくなってきて、そういうマイナスなことに気が行かなくなりました。自分が女優業を楽しめているのなら、それでいいと思えるようにやっとなりました。
――酷評されることもあるなか、なぜ女優にこだわるんですか?
佐々木 私自身は24、5歳って人生の分岐点だと思っていて、これから自分が本当に何をしたいんだろうって考えたときに、いろんなお仕事をやらせてもらってはいたんですが、ちゃんと一つにだけ向き合ってやったことがないと感じたんです。そのなかで、女優業では本当に悔しい思いをたくさんしたんですが、逆に悔しく思えるってことは、楽しいのかな、好きなのかなって感じて、真剣に向き合いたいと思えたんです。あと、一つに絞って真剣にやってる方々に申し訳ない気持ちもありましたね。
――その悔しさはモデル時代では味わえなかった?
佐々木 そうですね、なかったです。とにかく女優では悔しい思いばかりで。なんでできないんだろうとか、次は絶対頑張るって気持ちが余計に強くなりました。それって実は好きの裏返しだと感じて、逆に惹かれもしましたね。なので、いまは女優を集中してやりたいです。
――女優にこだわってから、自身に変化はありました?
佐々木 いろいろ変わりました。これまで人見知りが強くて、自分から行動できなかったんですが、いまは監督に相談したり、共演者とコミュニケーションをちゃんと取るとか、わからないことも正直に伝える勇気もできました。そしたら少しずつ人生が楽しいなって思えてきて(笑)。みんな本当にいい人だって本当に思いますし、壁を作ってたのは自分だったんだと気づきました。
――それが批判を気にならなくなった理由でもあるんですかね。
佐々木 そうかもしれませんね。自然と自分への批判にも興味を持たなくなりました。逆に、自分の成長のためには、厳しい意見も悪いことじゃないなと(笑)。リアルな声ってある意味、普段聞けないですし。だから、たまに自分からコメントとかも見にいきますし、マイナスな意見があっても「そうだよな」って素直に思える。むしろ、「こいつやればできるじゃん」って言ってもらえるように頑張りたい気持ちのほうが大きいです。
――では、今後はどういった役をやりたいですか?
佐々木 吹っ切れた役をやりたいですね。かわいい役とかが多かったんですけど、今後は狂気な犯人役とか、イメージを覆すものができたらうれしいです。
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――今作で風俗嬢を演じていますが、話が来たときは驚きましたか?
佐々木希 びっくりしました。風俗嬢はさすがに想像もしてなかったので、台本見るまではどんな役なんだろうと。でも、読んでみるといい話で、想像を覆させられました。すごくやりたいと思いましたけど、なんで私だったのかは怖くて監督に聞けてないです(笑)
――役作りはどうしましたか? 当然、体験などはできないでしょうが。
佐々木 役作りと言えるかわかりませんが、下調べはしましたね。風俗嬢のかたの日記を読んだり、ブログを見たり。細かい演技については、逆にそんなにしてなくて。主演の満島真之介さんと初めてお会いした瞬間に、純粋な気持ちで役に飛び込めました。自分でも自然に入れたと思います。
――風俗嬢の日記などは、役づくりに影響しましたか?
佐々木 とても参考になりました。風俗嬢のイメージもこれまでとはいい意味で変わりましたし。過去に色々あったり、訳ありな人が多くて、大変な仕事だというのが伝わりました。何より好きでやっているわけじゃない人が多くいることに気づけましたね。
――同作は、ネットの掲示板「2ちゃんねる」の書き込みがベースになっていますが、2ちゃんでは誹謗中傷などの書き込みも多々あります。ご自身の演技についても、厳しい意見が書き込まれたりしますが、気にしますか?
佐々木 今は気にしないですが、わりとつい最近まで気にしてました。世間からどう見られているかがすごく気になる時期もあって。どうしても若いころって、人目が気になるし、自分に自信が持てなくて悩むときもある。そういうときの中傷は、ダメージが大きいので、当時は結構悩んでましたね。苦しい時期に中傷を見るのは、やっぱりつらいです。
――先ほど「今は気にしない」と言っていましたが、どう克服を?
佐々木 いまは女優業が楽しくなってきて、そういうマイナスなことに気が行かなくなりました。自分が女優業を楽しめているのなら、それでいいと思えるようにやっとなりました。
――酷評されることもあるなか、なぜ女優にこだわるんですか?
佐々木 私自身は24、5歳って人生の分岐点だと思っていて、これから自分が本当に何をしたいんだろうって考えたときに、いろんなお仕事をやらせてもらってはいたんですが、ちゃんと一つにだけ向き合ってやったことがないと感じたんです。そのなかで、女優業では本当に悔しい思いをたくさんしたんですが、逆に悔しく思えるってことは、楽しいのかな、好きなのかなって感じて、真剣に向き合いたいと思えたんです。あと、一つに絞って真剣にやってる方々に申し訳ない気持ちもありましたね。
――その悔しさはモデル時代では味わえなかった?
佐々木 そうですね、なかったです。とにかく女優では悔しい思いばかりで。なんでできないんだろうとか、次は絶対頑張るって気持ちが余計に強くなりました。それって実は好きの裏返しだと感じて、逆に惹かれもしましたね。なので、いまは女優を集中してやりたいです。
――女優にこだわってから、自身に変化はありました?
佐々木 いろいろ変わりました。これまで人見知りが強くて、自分から行動できなかったんですが、いまは監督に相談したり、共演者とコミュニケーションをちゃんと取るとか、わからないことも正直に伝える勇気もできました。そしたら少しずつ人生が楽しいなって思えてきて(笑)。みんな本当にいい人だって本当に思いますし、壁を作ってたのは自分だったんだと気づきました。
――それが批判を気にならなくなった理由でもあるんですかね。
佐々木 そうかもしれませんね。自然と自分への批判にも興味を持たなくなりました。逆に、自分の成長のためには、厳しい意見も悪いことじゃないなと(笑)。リアルな声ってある意味、普段聞けないですし。だから、たまに自分からコメントとかも見にいきますし、マイナスな意見があっても「そうだよな」って素直に思える。むしろ、「こいつやればできるじゃん」って言ってもらえるように頑張りたい気持ちのほうが大きいです。
――では、今後はどういった役をやりたいですか?
佐々木 吹っ切れた役をやりたいですね。かわいい役とかが多かったんですけど、今後は狂気な犯人役とか、イメージを覆すものができたらうれしいです。
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2013/11/15