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向井理&綾野剛、漫画原作の警察ドラマで本格初共演 『半沢直樹』より「だいぶ暴力的」

 俳優の向井理(31)と綾野剛(31)の共演で、『ビッグコミック』(小学館)で連載中の人気漫画『エス−最後の警官−』原作:小森陽一、作画:藤堂裕)が連続ドラマ化されることが9日、わかった。来年1月期にTBS系で放送される。役作りのため、ボクシングジムに通っている向井は、大ヒットドラマ『半沢直樹』(同局系)を引き合いに「半沢さんと比べると大分暴力的ですが、同じように次の日に学校や会社で話題になればいいな」と期待をふくらませる。

向井理(右)と綾野剛(左)の共演で新しい警察ドラマが来年1月誕生=『エス−最後の警官−』(仮)(C)TBS

向井理(右)と綾野剛(左)の共演で新しい警察ドラマが来年1月誕生=『エス−最後の警官−』(仮)(C)TBS

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 通常の警察官では対応することのできないテロや人質立てこもり事件等の特殊事案を担当し、犯人の生死を問わない『制圧』を警察組織の中で唯一、許可されている二つの組織――警視庁特殊部隊、通称“SAT”と警視庁特殊犯捜査係、通称“SIT”。そんなSATの機動力とSITの捜査力を併せ持ち、犯人を生かしたまま“確保”することが使命の警察庁特殊急襲捜査班、通称“NPS”(National Police Safetyrescue)の少数精鋭のメンバーが、凶悪犯罪に立ち向かう新しい切り口の警察ドラマ。

 向井演じる神御蔵一號(かみくら・いちご)は、プロボクサーを引退し、警察官になった異色の経歴の持ち主で、ある事件をきっかけに発足間もないNPSにスカウトされる。意外なことに、警察官役が初めての向井は「ボクシングも実際はやったことがない、男らしいキャラクターも今までやってきたことがない、でも等身大でできると思う」と新境地を見据えた。

 素手で相手を制することを得意とする近接戦闘のスペシャリストという設定だけに、「とにかく体作りが基本」とボクシングジムに通っているわけだが、トレーナーから「センスがいい」と絶賛されるほどの高い運動能力を発揮。「1年でプロボクサーになれると言われましたが、そこを目指してないので結構ですと言っておきました」と冗談を言いながら、「観ている人にも衝撃を与えられるようなドラマにしたい」と気合十分だ。

 一方の綾野が演じる蘇我伊織(そが・いおり)は、「神業」と称される狙撃力を誇る、SAT随一のスナイパー。性格は冷静沈着で、高い集中力、耐久力、洞察力と格闘能力を持ち、SATの理想を体現している男。ある種肉体バカな一號とは何かと衝突する役どころ。

 綾野は「向井さんに比べたら、アクションらしいアクションはありませんが、精神的なアクションはとても多くて、そこにきちんとリアクションできるように集中力を切らさないようにしたい」と意気込む。

 向井と綾野は、同じ作品に出演(映画『新しい靴を買わなくちゃ』)はしているものの、芝居で絡むのは初めて。向井は「同じ年の俳優さんですから、これからの数ヶ月がすごく楽しみ」、綾野は「精神的バディとしてぼくに出来ることは何でもしていこうと思っています」と共闘を誓っていた。

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  • 向井理(右)と綾野剛(左)の共演で新しい警察ドラマが来年1月誕生=『エス−最後の警官−』(仮)(C)TBS
  • 原作イラスト(右:神御蔵一號、左:蘇我伊織)(C)小森陽一/藤堂裕/小学館
  • 『ビッグコミック』(小学館)で連載中の原作漫画『エス−最後の警官−』単行本1〜10集発売中、最新11集9月30日頃発売(C)小森陽一/藤堂裕/小学館
  • 向井理(右)と綾野剛(左)の共演で新しい警察ドラマが来年1月誕生=『エス−最後の警官−』(仮)(C)TBS
  • 向井理(右)と綾野剛(左)の共演で新しい警察ドラマが来年1月誕生=『エス−最後の警官−』(仮)(C)TBS
  • 『エス−最後の警官−』原作イラスト(神御蔵一號)(C)小森陽一/藤堂裕/小学館
  • 『エス−最後の警官−』原作イラスト(神御蔵一號)(C)小森陽一/藤堂裕/小学館
  • 『エス−最後の警官−』原作イラスト(手前:蘇我伊織)(C)小森陽一/藤堂裕/小学館
  • 『ビッグコミック』(小学館)で連載中の原作漫画『エス−最後の警官−』単行本1〜10集発売中、最新11集9月30日頃発売(C)小森陽一/藤堂裕/小学館

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