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“小さな巨人”緒方貞子の半生をドラマ化 ハリウッドで撮影敢行

 女優の斉藤由貴がNHKスペシャル『緒方貞子〜戦争が終わらない この世界で〜』(8月17日放送、後9:00)で、元国連難民高等弁務官の緒方貞子氏(85)を演じることが18日、わかった。

85歳の今も世界で活躍する歯貞子さん(C)NHK

85歳の今も世界で活躍する歯貞子さん(C)NHK

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 1991年から10年にわたって難民救済を専門に行う国連の難民救助機関UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のリーダーを務め、世界の紛争地を飛び回って食糧支援などに力を注ぎ、「小さな巨人」と称えられた緒方氏。その大胆かつ勇気ある行動と決断には、これまで明かされることのなかった、緒方さん自身の、幼少期からの戦争を巡る経験や、人生の節目節目での意外な人々との出会いが、大きく影響していたという。番組では、緒方氏の知られざる半生を、ドラマと、本人に密着した貴重なドキュメンタリー映像を織り交ぜながら描く。

 ドラマパートでは、緒方氏の国際的な活躍を紹介するため、米ロサンゼルスのハリウッドでも撮影を敢行。斎藤は「この番組に参加して、私は、緒方さんが、まず決意ありき、そして実践の人であったことを実感しました。そうした部分を、皆さんにも、ぜひ感じていただければと思います」と手応えを感じているようだ。

 同番組の主題歌には、『白い巨塔』(フジテレビ系)の主題歌「アメイジング・グレイス」を歌ったニュージーランド出身の歌手・ヘイリーがカバーする「明日に架ける橋」が起用された。オリジナルは、サイモン&ガーファンクルが1970年に発表した彼らの3作目となる全米1位獲得シングルであり、最大のヒット曲。ヘイリーの美しく澄んだ歌声に乗せて、平和な世界を求め続ける歯氏の思いを届ける。

関連写真

  • 85歳の今も世界で活躍する歯貞子さん(C)NHK
  • 8月17日放送のNHKスペシャル『緒方貞子〜戦争が終わらない この世界で〜』ドラマパートで緒方貞子役を演じる斉藤由貴(左)(C)NHK
  • 8月17日放送のNHKスペシャル『緒方貞子〜戦争が終わらない この世界で〜』の主題歌「明日に架ける橋」を歌うヘイリー

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