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ロシア・モスクワで開催中の第35回モスクワ国際映画祭GALA部門の上映作品に選出された映画『少年H』(8月10日公開)の公式会見が現地時間27日に行われ、降旗康男監督、松本基弘プロデューサー、伊藤伴雄プロデューサーが出席した。 参加したマスコミからは、少年Hを演じた吉岡竜輝の演技が高く評価されたほか、ラストシーンの意味への質問があがり、降旗監督は「戦争の後、廃墟から立ち上がる人々と、震災の後、人々が立ち上がろうというメッセージをこめてあのラストにしました」と答えた。そのほかにも作品に対しての深いやりとりが行われ、会見時間ギリギリまで質問が相次ぐなど、現地マスコミの作品への関心の高さがうかがえた。

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