女優の黒木瞳、俳優の大杉漣らが8日、都内で行なわれた映画『箱入り息子の恋』の初日舞台あいさつに出席した。

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　黒木は劇中で大杉にビンタをする場面があるこを明かし、「他の作品でもほっぺたを叩くシーンがよくあるんですけど（笑）今回は素晴らしく（ビンタが）入りましたね」と満面の笑み。大杉は「すばらしく入れていただきました。やる前に黒木さんに『心置きなくやってください』といったのが間違いでした。本当にすごい音がしましたね」と思わず苦笑。同席した市井昌英監督は「現場でも街が静まり返るくらいの音だった」と感心すると大杉は「殴られた時、コミックだと星が出るっていうけど」といい「星が確実に7つくらい見えました」と告白し会場の笑いを誘っていた。

　同作は、星野源演じる内気で愛想のない天雫健太郎と、女優の夏帆演じる盲目の女性・今井奈緒子の奈緒子の恋模様を描く物語。代理お見合いから始まるストーリーにちなみ、この日キャスト陣は金屏風の前で“結婚式”風の舞台あいさつを実施。星野は「夏帆さんと結婚することになりましたので、そういうていで。うちの妻です」と夏帆を紹介し会場を盛り上げていた。
　
　舞台あいさつでは9月に開催されるモントリオール国際映画祭のワールドシネマ部門での招待上映の決定が発表。星野は「監督はカナダにいかれるんですか？　僕もいきます。メープルシロップを一緒に食べましょう」とノリノリだった。