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将棋大好き女優・高梨臨、『電王戦』に涙「羽生さんにも出て欲しい!!」

 現在放送中のドラマ『放課後グルーヴ』(TBS系)で主演を務め海外の映画作品などにも多数出演している注目の女優・高梨臨。今作では今までにないユーモア満載の役どころで振り切れた演技を見せている彼女だが、実は将棋好きとしても有名。彼女の将棋に対する熱い想いを聞いた。

将棋への愛を熱く語る高梨臨

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■「いつも変な顔してるね?」って言われるくらいで行こうって
――『放課後グルーヴ』で高梨さん演じる桐生は元ヤンキーの高校教師という設定ですが、役作りも苦労した?
【高梨】まず、ヤンキーってなんだろうって(笑)。自分の周りにも「これぞヤンキー!」という人もいなくて、最初は自分で想像できなかったです。色々考えた結果、観る方によってさまざまなヤンキーの定義があると思うんですけど、私なりに考えた、ちょっぴりオーバーなリアクションでやろうと(笑)。

――作品を観ると、高梨さん演じる桐生は、かなりハチャメチャで振り切った役どころですよね?
【高梨】そうですね! ただ、撮影を終えて、いざ第1話のオンエアを観ると「あれ、もうちょっと振り切れるんじゃないか?」って、どんどん思うようになってきて(笑)

――監督は『荒川アンダー ザ ブリッジ』等でおなじみの飯塚健さん。飯塚監督からはどのような演出がなされました?
【高梨】気持ちをベースに考えてくれる方なので、違和感なく役に臨めました。ただ、監督からの要望も徐々にハードルが高くなっていくので、そこは私の負けず嫌いな性格を刺激されましたね(笑)。

――「これは出来るかなぁ?」と問われれば…。
【高梨】「もちろん、出来ますけど!」って(笑)。

――確かに、これまで高梨さんが演じてこられた役どころと比べるとかなり振り切った役ですからね。女優としての幅が広がった感覚があるんでしょうか?
【高梨】そうですね! 今回の作品では最初から振り切ろうって決めていたので、いわゆる“良い顔”は無くていいやって思っていました(笑)。「いつも変な顔してるね」って言われるくらいで行こうって。

――撮影中も「ちょっと“変顔”足りないなぁ」とか思っちゃったり(笑)。
【高梨】はい(笑)。「もっとやらなきゃダメでしょ」って!

■好きな棋士は羽生さん!携帯の待ち受けも羽生さんです(笑)
――高梨さんといえば書道5段、さらに最近は将棋にハマっていて、先ごろ行われたプロ棋士VSコンピューターの『電王戦』にもゲスト出演されていましたよね。そもそも将棋にハマったきっかけは何だったんですか?
【高梨】去年の年末位だったんですけど、それまで全く興味がなかったんですけど、たまたまNHK杯将棋を観てたら、決着がついたのにそのまま対局した2人が戦いを振り返ってて、なんか不思議な世界だなぁって興味を持ちまして。

――あ、じゃあそれまで興味もなかったんだ!
【高梨】はい。ルールも将棋の指し方も全く知らなかったです。でも、そこから興味を惹かれて本とか買って勉強したのがきっかけでしたね。そこから、やればやるほどハマっていきまして(笑)。

――高梨さんをそこまで惹きつけた将棋の魅力とは?
【高梨】とにかく深いんですよね〜(しみじみ)。こうすれば勝てるというゴールがないのがいいなと思うんです。何億通りという戦略があって、勉強するほどに指すのが楽しくなってくるんです!!

――言葉に熱がこもってますね(笑)。そんな趣味が高じて、先ごろ行われた『電王戦』にゲスト出演されましたが、いかがでしたか?
【高梨】もう〜ドキドキし過ぎて正直あまり覚えていないんですけど、大盤解説のときに大盤の横にいられたことが一生の記念になりました。

――大盤の横にいられたことが一生の記念になる女性も珍しいというか(笑)。ただ、5戦対局が行われて棋士側の1勝3敗1分という結果となり、残念な結果になりましたね。
【高梨】はい(意気消沈)。衝撃的でした……凄く悔しかったし、ちょっと泣いちゃいました。人間がコンピューターに負けるという図式も仕方ない部分もあるなと思いながらもやっぱり悔しくて。

――確かに現役バリバリの棋士が敗北する姿は衝撃的でしたが、凄く濃密なストーリーがありましたよね。さらに今後は羽生(善治)さんや渡辺(明)さんが対局するのか?という図式も注目されますし。
【高梨】次は羽生さんや渡辺さんにも出て欲しいですね!……でも、もしそんなことになったら興奮し過ぎてどうにかなっちゃいそうですね(笑)。

――想像しただけで胸いっぱいだと(笑)。因みに一番好きな棋士は?
【高梨】羽生さんです! 羽生さんの大ファンで携帯の待ち受けも羽生さんです(笑)。

――アハハハハ! 即答だ(笑)。
【高梨】もちろん、将棋の指し方もカッコイイんですけど、ちょっと発言が天然っぽいところも凄く可愛くて(笑)。

――アハハハハ! じゃあ、勝負師の顔と素の部分のギャップがたまらないと(笑)。
【高梨】そうなんです。でも、いざ対局になると命を削りながら戦う姿にキュンとくるというか(笑)。

――でも、電王戦の影響からか再び将棋が脚光を浴びていますよね?
【高梨】そうですね! とっつき辛いかもしれないですけど、女性もきっと好きになれると思うんです。いつかは将棋番組をやってみたいです!!

――確かに、ひとつの局の中で様々な展開もあるし、人間ドラマもある……コンテンツとして質が高いから再び人気も高まりそうですよね。
【高梨】そうなんですよ! 絶対若い人にも流行ると思うんです。絶対に近いうちに将棋ブームが起こります!

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