真梨幸子氏原作の55万部のベストセラー小説を舞台化した『舞台版「殺人鬼 フジコの衝動」』が、17日から東京・俳優座劇場で上演。その制作発表会見が、4日、都内で行われ、主演の新垣里沙、早織らキャストが登壇した。「ろくでなしの役柄ばかり」(真梨氏)のこの作品で、これまでになく特異な役柄に挑戦中の新垣は「こんなにも自分とかけ離れた役は初めてで、毎日が新鮮」と今の気持ちを明かした。 一家惨殺事件の生き残りとして、心に傷を持ちながら生きる少女・フジコは、トラウマを抱えながら新たな人生を歩み始めている。だがさまざまな不幸によって、彼女の人生は屈折、やがて殺人の衝動が芽生え始める……。大どんでん返しが見ものの原作だが、舞台版ならではの大どんでん返しもあるという。
2013/04/05