スリムクラブの真栄田賢、千原兄弟の千原せいじ、博多華丸・大吉の博多華丸、南海キャンディーズの山里亮太が、ハリウッドの鬼才ブライアン・シンガー監督の映画『ジャックと天空の巨人』（3月22日公開）に登場する超ブサイクキャラクターの吹き替え声優に起用された。

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　同作は、世界的不朽の名作『ジャックと豆の木』を原作に、人間と巨人の壮絶なバトルをド迫力の映像で描く3Dアドベンチャー超大作。映画史上最もブサイクな顔を持つ“巨人四天王”のフィー（真栄田）、ファイ（せいじ）、フォー（華丸）、ファム（山里）をそれぞれ演じる。

　“巨人四天王”は、巨人軍団を束ねるファロン将軍（ガレッジセールのゴリ）の下に仕える、一癖も二癖もあるキャラクターたち。肌は岩壁のようにゴツゴツし、性格は傍若無人で野蛮、さらに不潔なこの4人衆が、主人公ジャック（ウエンツ瑛士）やヒロインのイザベル姫（平愛梨）ら人間たちに次々と襲いかかる。

　今回の起用理由について、配給元のワーナー・ブラザース映画の宣伝プロデューサーは、「初めてこの巨人の姿を見た時、自分の目を疑いました。そして、すぐに思ったんです『日本に本物がいる！』と。ハリウッド映画史に刻まれるであろうこの“巨人四天王”になりきれるのは彼らしかいない！と、“真剣に”オファーを出しました。数ある吹き替え版のなかでも、容姿までも“吹き替え”た作品は映画史上初かもしれません。ご期待ください！」とコメント。

　本人たちに失礼な気もするが…。真栄田は「このメンツとの並びは、不本意ですよ！　このメンバーでコンパしたら僕が指名とれますから！　千原せいじさんなんて、＜生きるためだけの顔＞じゃないですか（笑）」と訴えれば、せいじも負けずに「真栄田とかそっくりじゃないですか。ゴリも異常に似てるでしょ（笑）。山ちゃんなんか、機嫌悪いときそのものやもんね」。

　嫌なのかといえば、真栄田は「巨人の中では僕が一番似てると思います。事務所に不満がある感じの眼なんか特に（笑）。なんだか愛着湧きますよ」とまんざらでもない様子。華丸は「日本の映画かと思ったくらいですよ。ハリウッドでもこの4人でいけるんじゃないですか？　逆輸入してみたい気持ちですよ」と大きく出た。

　山里は「僕は似てるのかな？　すごく名誉なはずなんですけど、ありがとうございますって喜んでいいんですかね？」と真っ当な反応をみせていた。