吉本興業所属のお笑い芸人が都道府県に移り住み地域を盛り上げる“住みます芸人”の『首都圏住みますプロジェクト2013』が始動した。新たに住みます芸人となった松下笑一（神奈川県）、天狗（埼玉県）、笑福亭笑助（東京都）、ゴールデンボーイズ（千葉県）のお披露目と活動報告が21日、東京・新宿の吉本興業東京本部で行われた。

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　地域の職員と共に現れた新住みます芸人たちは、各々取り組みや地域の特色をアピール。埼玉担当の天狗は北本市の小学校で「小学校漫才授業」を実施し、神奈川担当の松下笑一は得意の風船パフォーマンスで茅ヶ崎市で育メン向けの『松下風船塾』を開催したことを報告。東京都担当の笑福亭笑助は落語家であることを活かし、東村山市の商店街の店舗などで落語会を開く予定。また、2011年から千葉を担当しているゴールデンボーイズは、昨年から任期付の役場『芸人』職員として子育て応援など行なっている。

　同日には、くまだまさしを審査員とした新住みます芸人たちによる、パフォーマンス対決も実施。天狗の川田哲志の『メガネの上に食べ物を載せて食べる』やゴールデンボーイズは南京玉すだれを披露。松下は風船パフォーマンスをハイテンションで盛り上げものの、司会を務めた博多華丸・大吉の大吉から「営業じゃないんですよ、くどいです」と叱られ肩を落としていた。地元・福岡から活動を始めた大吉は「元祖、住みます芸人、住んでました芸人ですから。苦楽はわかる」とねぎらい、「地元で幅をきかせるご当地タレントとの雪解けに3年くらいかかる」とご当地芸人らしい裏話を披露し笑わせた。