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瑛太、“離婚ドラマ”を「自画自賛」 プライベートは「正直、答えづらい」

 10日の第1話の放送後、桑田佳祐の主題歌に合わせて、瑛太尾野真千子真木よう子綾野剛の4人が妖艶なダンスを繰り広げるエンドロールがTwitterなどでも話題になったフジテレビ系ドラマ『最高の離婚』(毎週木曜 後10:00)。このダンスは毎週少しずつ変化していくという。ドラマ本編では、瑛太と尾野演じる夫婦がいきなり離婚。そもそもひねくれたタイトルだが、主演の瑛太はそれも含めて「本当に面白い作品なので自画自賛している部分もあるんです」と自信をのぞかせる。

ドラマ『最高の離婚』の神経質で愚痴っぽいなサラリーマン役がハマっている瑛太

ドラマ『最高の離婚』の神経質で愚痴っぽいなサラリーマン役がハマっている瑛太

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 同作は30代の結婚事情に焦点をあて、30代の2組のカップルが結婚と離婚のはざまで成長していく姿を通して、“夫婦とは何か”“家族とは何か”を描くラブ&ホームコメディ。既婚者である瑛太は「取材が大変ですよね」と苦笑い。“夫婦”をテーマにした作品では、結婚観やプライベートの結婚生活について聞かれることが多く、「正直、答えづらい。僕のプライベートな情報は作品を観る上でも邪魔になると思うし、今回でいえば瑛太ではなく『濱崎光生』を観てもらいたいと思うから」。

 俳優が真の意味で「役になりきる」のは難しい。演者が自身の思考を消し去り、台本上の人物になりきろうと努めても、視聴者は容易にそれを認めてはくれない。むしろ素顔を見たがる。そんな視聴者を圧倒するほどの技量が俳優に求められる。

「仕事をしながら気づきが増えてくると、不安要素も膨らんでいく。現場でいろいろな人に出会って、芝居をして、それはものすごく楽しいことだけど、自分に納得できないことばかり。もっと役になりきっていかなければと、思いは深まります」。

 以前は、朝まで遊んでそのまま現場に直行…なんてこともあったというが「最近はもうできないですね。30歳になって体力が落ちました(笑)。徹夜したら頭は働かないし、顔もむくむし、社会人としてそんな姿をさらしたら現場に失礼だし、映る仕事をしている責任を感じています」。

 同作は2011年の『それでも、生きてゆく』(同局系)の脚本家・坂元裕二氏のオリジナルで、瑛太とは2度目のタッグ。結末を知らずに撮影入ったが、「最後に『最高』という言葉を使える状況になるのかなぁ。まだどうなるかわかりませんが、どこか新しくて、ちょっとはみ出したドラマになるのは間違いない」と、スタッフへの信頼が瑛太の自信につながっている。

 2013年は『ラッキーセブンスペシャル』(同局系)の放送で幕を開け、1月に『最高の離婚』と『まほろ駅前番外地』(テレビ東京系)の主演ドラマ2作品がスタート。「週に2日も主演ドラマがあるのはとても光栄なこと。新年のいいスタートが切れたと思っています。連ドラ2作品はどちらも違った意味で挑戦的。あとはどれくらい視聴者に認知してもらえるか、賛否もすごく気になっています」と充実した表情を見せていた。

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