俳優の市原隼人が4日、都内で行われたフジテレビ系新ドラマ『カラマーゾフの兄弟』(12日スタート、毎週土曜 後11:10)の制作発表会見に出席した。ロシアの文豪・ドストエフスキーの最高傑作を近代ロシアから現代日本に置き換え、独自にドラマ化。さまざまな作品で情熱的に役を演じてきた市原が、一転して本心を押し殺して生きてきたクールでニヒルな主人公に取り組んでおり、「人生で初めて感じるような緊張感のある現場を味わいました。参加できて、ものすごく光栄です」と思い入れたっぷりに話した。
同ドラマは、ある海沿いの町で起きる殺人事件で、“父殺し”の容疑をかけられた血のつながった息子たちの事件前、事件当日、その後の取り調べから真相解明までを描く中で、家族問題、息子たちの秘めた思いや葛藤、情熱が噴出していく心理ミステリー。
市原は自身が演じる黒澤家の次男・勲を「ひどい父親に縛られ、自分の道を自分で選べす、居場所すらない。アイデンティティを見失っている男」と説明。撮影現場でも感受性をシャットアウトして黒沢勲になりきっている様子を明かし、「自分の首を吊って、勲になれたら」とその覚悟を示した。
ロシアの古典文学をドラマ化する試みには「人間の欲や狂気は時代や国を問わず通じるもの。視聴者の皆さんにもいい意味でも悪いでも(人の本質を知ることで)器用になれるような作品になっていると思います。世の中がもっと見えてしまうというか、(いろいろなことがわかってくると)人生がより楽しくなると思います」とアピールした。
重厚な雰囲気の撮影セットを使って行われた会見には、長男・満役の斎藤工、三男・涼役の林遣都、黒澤家当主で3兄弟の父親・文蔵役の吉田鋼太郎が出席。斎藤は「(原作が執筆された)ロシア革命前の、崩壊に向かっていた時代と、現代の日本がいみじくも重なる部分がたくさんあって、感慨深いものがある。今の時代を感じられる何かを込められたら」。林は「2013年最初のクールのドラマにして2013年の最高傑作ドラマになるのではないかと感じています」と手応えを語った。
酒好き、金好き、女好きで、理不尽の塊で、人間の底なしのエゴと強欲を象徴と言われる文蔵を演じる吉田は、「私のようなものからこのような美しい3人が生まれたのはちょっと無理があると思いますが、酒好き、金好き、女好きは地でいってます。金は少ないですが」とジョークで場を和ませ、ベテランの貫禄たっぷりだった。
同ドラマは、ある海沿いの町で起きる殺人事件で、“父殺し”の容疑をかけられた血のつながった息子たちの事件前、事件当日、その後の取り調べから真相解明までを描く中で、家族問題、息子たちの秘めた思いや葛藤、情熱が噴出していく心理ミステリー。
ロシアの古典文学をドラマ化する試みには「人間の欲や狂気は時代や国を問わず通じるもの。視聴者の皆さんにもいい意味でも悪いでも(人の本質を知ることで)器用になれるような作品になっていると思います。世の中がもっと見えてしまうというか、(いろいろなことがわかってくると)人生がより楽しくなると思います」とアピールした。
重厚な雰囲気の撮影セットを使って行われた会見には、長男・満役の斎藤工、三男・涼役の林遣都、黒澤家当主で3兄弟の父親・文蔵役の吉田鋼太郎が出席。斎藤は「(原作が執筆された)ロシア革命前の、崩壊に向かっていた時代と、現代の日本がいみじくも重なる部分がたくさんあって、感慨深いものがある。今の時代を感じられる何かを込められたら」。林は「2013年最初のクールのドラマにして2013年の最高傑作ドラマになるのではないかと感じています」と手応えを語った。
酒好き、金好き、女好きで、理不尽の塊で、人間の底なしのエゴと強欲を象徴と言われる文蔵を演じる吉田は、「私のようなものからこのような美しい3人が生まれたのはちょっと無理があると思いますが、酒好き、金好き、女好きは地でいってます。金は少ないですが」とジョークで場を和ませ、ベテランの貫禄たっぷりだった。
2013/01/04