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キーファーが3度目来日「日本のみなさんのおかげで今がある」

 日本でも大ヒットした海外ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』でジャック・バウアーを長年演じたカナダの俳優キーファー・サザーランド(45)が、新ドラマ『TOUCH/タッチ』のプロモーションで来日。3日に都内で記者会見、4日に東京・渋谷で開催されたプレミア試写会で舞台あいさつを行った。

都内の映画館で行われた海外ドラマ『TOUCH/タッチ』プレミア試写会に来場したキーファー・サザーランド

都内の映画館で行われた海外ドラマ『TOUCH/タッチ』プレミア試写会に来場したキーファー・サザーランド

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 『TOUCH』では、9.11のアメリカ同時多発テロで妻を失い、他人とコミュニケーションをとることができない無言症の息子・ジェイクを抱え思い悩む主人公のマーティンを演じる。物語は、ジェイクが落書きのように書き連ねていた数字にある“意味”があることに気づいたマーティンが、世界中の人々を救うべく奔走するヒューマンドラマ。世界中の都市を舞台にしており、試写会が行われた渋谷の街は第1話に登場。渋谷駅前のスクランブル交差点の大型ビジョンが演出の上でも重要な役割を果たしている。

 同作のシーズン2の撮影の合間を縫って来日したキーファーは「来日は3度目ですが、いつもみなさんの温かい気持ちに感動しています」と満面の笑み。「日本のみなさんにはありがとうという言葉以外見つかりません。『24』は実は全米では人気が定着するのに少し時間がかかったんですが、日本のファンが最初から熱烈に支えてくれたおかげでシリーズの継続が決まったという経緯があるんです。だから日本のみなさんの応援のおかげで俳優としての今があると思っています」と語り、約240人のファンの歓声に応えた。

 また、22日(土)にWOWOWで放送される特別番組『キーファー・サザーランド主演最新ドラマ「TOUCH/タッチ」SP〜数字をめぐるミステリー〜』でナビゲーターを務める俳優の勝村政信(49)が来場。勝村の方が年上だと知ったキーファーが「本当に? あり得ない!」と驚愕し、会場は笑いに包まれた。

 前日3日の会見では、「『24』が終わった後、こんなに早くドラマの世界に戻ってくるとは思ってなかったけど、脚本を読んでその美しく繊細な内容に心を奪われたんです。感情を動かす物語であり、これを引き受けなかったら後悔すると思いました」と作品への深い思いを明かしたキーファー。

 いまだバウアーのイメージも残るが、「異なるキャラクターに見えてジャックとマーティンには共通点がある」といい、「ジャックは予想外の状況からいかに抜ケ出そうかともがくけど、マーティンは息子のジェイクの行動が読めずに、それを知ろうと必死になる。そこには善意、モラルと言うべきものがあり、演じながら楽しい旅をさせてもらいました」とシーズン1を振り返った。

 今作の中には、東日本大震災によりアメリカの西海岸に流れ着いた遺留品を集める男のエピソードが描かれる。「遺留品が西海岸に流れ着いているというニュースは震災の後に聞いていたけど、次第に民家からのものが増えていると聞いて胸を痛め、震災の被害に遭った人々への思いを一層強くしました。このエピソードを作ることができたことを誇りに思うし、ぜひ日本のみなさんに見ていただければと思います」と真摯に呼びかけていた。

 記者会見には、特別ゲストとして劇中のキーファーの息子・ジェイクと同じ年に生まれた人気子役の濱田龍臣(12)が登場し、キーファーに花束を手渡した。「将来、ハリウッドで活躍する俳優になりたい」という濱田に、キーファーは「文化や言葉の壁を飛び越えるのが演技というもの。あなたがいま経験していることと、私が積んできた経験は何ら変わりないものです。いつか共演する可能性は大いにあると思うし、それができたら光栄です」とエールを送っていた。

 『TOUCH/タッチ』はWOWOWプレミアムにて10月5日(金)午後11時より放送開始(第1話のみ無料放送)。
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