歌手の谷村新司が、読売テレビ・日本テレビ系の旅番組『遠くへ行きたい』(毎週日曜 前7:30)に初出演し、島根県の宍道湖(しんじこ)を自転車で一周する旅に出た。「新司が宍道湖!」というダジャレで選んだわけではなく、谷村には今年、島根県の公式メッセージソング「はじまりの物語」を手がけた縁があった。神々の国・島根をイメージして生まれた曲は、谷村の代表曲「いい日旅立ち」と同じく、女性の目線で旅を通じて生まれる縁を結ぶ物語を歌っている。 今回の旅は、「耳なし芳一」「雪女」で知られる明治の文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の旧居へ。わざわざ探して借りたと言われる武家屋敷には、自然の山水を楽しめる庭があり、今も手入れが行き届いている。次に、自転車と一緒に乗ることができる一畑電鉄に乗車し、古くから商家の荷を運ぶ街道として栄えた木綿街道へ向かう。松江藩では、綿花や砂鉄が重要な商品で、当時は商人による文化の全盛期を迎えたとされている。酒蔵やしょうゆ蔵が今も残っており、当時の賑わいを彷彿とさせる。
2012/08/08