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成海璃子、20歳になったら「酔っ払った感覚を試してみたい」

 NHK大河ドラマ『平清盛』(毎週日曜 後8:00)に出演中の女優・成海璃子(19)。7月22日放送の第29回「滋子の婚礼」で、後白河上皇(松田翔太)に入御(にゅうぎょ=嫁ぐ)する滋子を演じる。実在した滋子は美人で、気の利く女性で、酒豪であったと伝えられる。配役が発表された当時、未成年の成海が酒豪の人物をどのように演じるのか注目されたが、そんな成海もまもなく20歳の誕生日(8月18日)を迎える。晴れて飲酒が許される日には、「酔っ払うという感覚がわからないので、試しに飲んでみようかな。経験しないとわからない」と茶目っ気たっぷりに語っている。

 7月22日放送の大河ドラマ『平清盛』「第29回滋子の婚礼」の場面写真。宋の着物を身にまとい宴に出る滋子(成海璃子) (C)NHK

7月22日放送の大河ドラマ『平清盛』「第29回滋子の婚礼」の場面写真。宋の着物を身にまとい宴に出る滋子(成海璃子) (C)NHK

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 成海が演じる滋子は、平清盛(松山ケンイチ)の妻・時子(深田恭子)と、平時忠(森田剛)の妹。絵巻物など当時の資料を見るかぎり、上級貴族の間では、ストレートヘアが美の基準だったところを敢えてくせ毛の設定で、平家一門の中でも、宮中でも異彩を放っている。初登場の場面では、政略結婚なんて「まっぴらごめんにござります」と言い放ち、あっかんべーをして去っていく強者ぶりだった。

 成海は「衣装合わせの時に、髪型はくるくるカールでと言われた時は、『えーっ』とびっくりしました。ポスターをみたら私だけがくせ毛で(笑)滋子というキャラクターの面白さだけでなく、髪型や衣裳などでもユニークな試みができるのが楽しいです」。

 大河ドラマへの出演は今作が初めて。「大河ドラマはたくさんの役者さんが出演するお祭りのようなイメージがあった」という。時代劇の経験も少なく「所作の難しさもあるが、現代の話し言葉とは違うセリフの一つひとつをどう話すか、着慣れない着物姿でどう動くか、見せ方に日々悩んでいます」と語る。

 ただ、成海の性格的に「やらなきゃいけないとことはやらなきゃと思う。『私にはできません』みたいなことは言いたくない」と気骨のあるところを見せ、「まだまだ発揮できてないことがいっぱいある。面白い作品を見たりすると、すごく悔しくなる。でも、そういう悔しい気持ちが常にあるから頑張れるのだと思います」と話した。

 清盛役の松山とは、映画『神童』(2007年)やNTTドコモのCMなどでたびたび共演しているが、「松山さんはもうお父さんなんですよね。『神童』の頃からずいぶん時間が経ったんだなぁと思って。共演できてすごく光栄に思っています」。今年の大河ドラマを背負う松山の背中を見ながら、「1年間、大河ドラマの主演を務めるには本当に覚悟が必要だと思いました。でも、いつか、やれるチャンスがあったら、やってみたいと思います」と意欲を示していた。

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