俳優・水谷豊(59)がこのほど、主演映画『少年H』(来夏公開)のクランクアップを韓国・陜川(ハプチョン)で迎えた。撮影期間わずか1日という弾丸ロケで、同作のラストとなる大戦時の神戸大空襲後のシーンを撮影。水谷は「撮影が終わってしまった寂しい気持ちと、作品が完成するのが楽しみな気持ちを同時に味わっています」と充実ぶりをうかがわせた。
この日水谷は、2日に渡りセットを燃やして再現された、空襲後の火と煙が立ち上る焼け野原となった神戸を茫然と歩くシーンを撮影。「ここまで大規模な撮影は初めてだったので、演じているときはあまり熱さを感じなかったのですが、終わってみると熱かった」と笑いながら振り返り、「当時がしっかりと再現されているので、いるだけで当時の人の気持ちになれる感じがしました」と、手応えをのぞかせた。
水谷と親子を演じた息子・H(妹背肇)役の吉岡竜輝は、劇中での水谷は「優しくて、時には厳しいお父さん」だったというが、撮影以外では「おやじギャグを言ったり、ぼくの言うしょうもないことも褒めてくれる良いお父ちゃん」と父の印象を明かしている。
妹尾河童氏のベストセラー小説が15年を経て映画化された同作で、30年ぶりに降旗康男監督作品への参加となった水谷は、すべての撮影を終え「降旗組での毎日は遠足のようでした」。降旗監督も「(撮影を終えて)映画になるのはこれから。2ヶ月の撮影は、楽しい仕事でした。若いスタッフたちにもただただ御礼を言いたいです」と、スタッフとキャスト双方にとって万感のクランクアップとなった。
この日水谷は、2日に渡りセットを燃やして再現された、空襲後の火と煙が立ち上る焼け野原となった神戸を茫然と歩くシーンを撮影。「ここまで大規模な撮影は初めてだったので、演じているときはあまり熱さを感じなかったのですが、終わってみると熱かった」と笑いながら振り返り、「当時がしっかりと再現されているので、いるだけで当時の人の気持ちになれる感じがしました」と、手応えをのぞかせた。
水谷と親子を演じた息子・H(妹背肇)役の吉岡竜輝は、劇中での水谷は「優しくて、時には厳しいお父さん」だったというが、撮影以外では「おやじギャグを言ったり、ぼくの言うしょうもないことも褒めてくれる良いお父ちゃん」と父の印象を明かしている。
妹尾河童氏のベストセラー小説が15年を経て映画化された同作で、30年ぶりに降旗康男監督作品への参加となった水谷は、すべての撮影を終え「降旗組での毎日は遠足のようでした」。降旗監督も「(撮影を終えて)映画になるのはこれから。2ヶ月の撮影は、楽しい仕事でした。若いスタッフたちにもただただ御礼を言いたいです」と、スタッフとキャスト双方にとって万感のクランクアップとなった。
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2012/07/05