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【日プロ大賞】『モテキ』大根仁監督が泥酔受賞…缶ビール片手に舞台で居眠り

 映画『モテキ』の大根仁監督が26日、東京・テアトル新宿で開催された『第21回日本映画プロフェッショナル大賞』の授賞式に泥酔状態で出席した。缶ビール片手にコンビニ袋を下げ、赤ら顔で「きょうはすっぴんですのでサングラスをかけております」と続けると場内は爆笑。新人監督賞を受賞し「皆さんに楽しんでいただけるように作った作品で、こういった賞を頂ける事はありがたい」と生真面目に語るも、自分のあいさつが終わると席に座って居眠りを始めてしまう前代未聞の授賞式となった。

大根仁監督 (C)ORICON DD inc.

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 大根監督は現在、瑛太と松田龍平が出演するテレビ東京系ドラマ『まほろ駅前番外地』の撮影まっただ中。当日まで同授賞式への参加は危ぶまれていたが、迷彩柄のジャケットに大きなリュックを背負い、飲みかけの缶ビールを手に劇場に滑り込んだ。普段から「監督」と呼ばれるのを嫌うほどシャイな性格である大根監督は、この日も「映画監督という意識はゼロです」と照れ隠しの一杯だったのかもしれないが、他の受賞あいさつが始まるとウトウトと船を漕いでしまうなど、周囲をヒヤヒヤさせていた。

■第21回日本映画プロフェッショナル大賞(通称・日プロ大賞)
 既成の映画賞で受賞に至らなかった作品やさまざまな理由から興行的に良い成績を残せなかった作品にスポットを当てるなど、独自の視点でベストテンと個人賞を選出。選考委員は、映画宣伝・興行関係者、映画評論家・編集者、監督・プロデューサー・脚本家といった映画業界と深く関わる人物(今年は21名)が務める。

作品賞『監督失格』=平野勝之監督・庵野秀明プロデューサー
主演女優賞:榮倉奈々=『アントキノイノチ』『東京公園』
主演男優賞:西島秀俊=『CUT』
監督賞:アミール・ナデリ=『CUT』
新人監督賞:大根仁=『モテキ』 前田弘二=『婚前特急』
特別賞:千葉善紀プロデューサー=『恋と罪』製作に対し
功労賞:緑魔子=『軽蔑』の演技と長年の功績に対して

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  • 新人監督賞を受賞した大根仁監督は泥酔状態で授賞式中もぐびり…『第21回日本映画プロフェッショナル大賞』 (C)ORICON DD inc.
  • (上段左から)大高宏雄実行委員長、大根仁監督、平野勝之監督、緑魔子、千葉善紀プロデューサー、前田弘二監督 (下段左から)庵野秀明プロデューサー、榮倉奈々、西島秀俊、アミール・ナデリ監督=『第21回日本映画プロフェッショナル大賞』 (C)ORICON DD inc.

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