人気ミステリー作家・貫井徳郎の小説『灰色の虹』(新潮社刊)が、俳優・椎名桔平の主演でスペシャルドラマ化されることが22日、わかった。テレビ朝日系で5月19日(後9:00)に放送される。冤罪で人生の全てを失った男の復讐劇に立ちはだかる刑事を熱演した椎名は、「主人公の山名のみならず共感できる目線がたくさん存在するドラマです。冤罪や犯罪被害者の心情など、簡単に善悪だけで計ることのできない心の部分を描いていますので、ぜひご覧ください」と自信をのぞかせた。
原作は、『乱反射』で日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞を受賞した気鋭、貫井氏の代表作。ひとつの冤罪を基点に、人間の深遠をえぐる極上のミステリーにして重厚なサスペンスを、『相棒』シリーズのメイン監督を務める和泉聖治監督が映像化する。
弁護士、刑事、検事が次々に殺される事件が発生。一見無関係に思えたそれぞれの死に、一人の刑事が“復讐”というリンクを見つけ出す。その接点にあるのは、7年前のある殺人事件だった。さらに、7年前の事件は実は冤罪であったことが浮き彫りになって行く。連続殺人は、刑期を終えた青年の手による復讐ではないのか? 刑事はなんとしても次の殺人を止めようと奔走する。彼もまた、恋人を惨殺され、復讐犯と何ら変わらぬ激しい衝動と5年も闘ってきたのだった。
硬軟、善悪、さまざまな役柄を演じてきた椎名だが、今回は「婚約者を殺害されるという事件から5年、心の傷を抱えたまま現場に復帰した刑事が、復讐劇と対峙する中で人間として再生していくストーリーで、とても難しい役どころに挑戦しています」と語っている。
共演は、殺人の濡れ衣を着せられる冤罪被害者に塚本高史、その息子の無実を信じる母には風吹ジュン、椎名の相棒として共に連続殺人の真犯人を追う刑事に吹越満。さらに、伊武雅刀、星野真里、寺島進、渡辺いっけい、神保悟志、大杉漣、高嶋政伸などの実力派俳優が作品に重厚さを加える。
原作は、『乱反射』で日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞を受賞した気鋭、貫井氏の代表作。ひとつの冤罪を基点に、人間の深遠をえぐる極上のミステリーにして重厚なサスペンスを、『相棒』シリーズのメイン監督を務める和泉聖治監督が映像化する。
弁護士、刑事、検事が次々に殺される事件が発生。一見無関係に思えたそれぞれの死に、一人の刑事が“復讐”というリンクを見つけ出す。その接点にあるのは、7年前のある殺人事件だった。さらに、7年前の事件は実は冤罪であったことが浮き彫りになって行く。連続殺人は、刑期を終えた青年の手による復讐ではないのか? 刑事はなんとしても次の殺人を止めようと奔走する。彼もまた、恋人を惨殺され、復讐犯と何ら変わらぬ激しい衝動と5年も闘ってきたのだった。
硬軟、善悪、さまざまな役柄を演じてきた椎名だが、今回は「婚約者を殺害されるという事件から5年、心の傷を抱えたまま現場に復帰した刑事が、復讐劇と対峙する中で人間として再生していくストーリーで、とても難しい役どころに挑戦しています」と語っている。
共演は、殺人の濡れ衣を着せられる冤罪被害者に塚本高史、その息子の無実を信じる母には風吹ジュン、椎名の相棒として共に連続殺人の真犯人を追う刑事に吹越満。さらに、伊武雅刀、星野真里、寺島進、渡辺いっけい、神保悟志、大杉漣、高嶋政伸などの実力派俳優が作品に重厚さを加える。
コメントする・見る
2012/04/23