映画評論家らが優れた人材や作品を表彰する『第21回 日本映画批評家大賞』の授賞式が13日、東京・調布市グリーンホールで行われ、俳優の三浦友和が主演男優賞を受賞した。『RAILWAYS』の演技が評価された三浦は、同じ調布にある東宝・日活撮影所が妻・山口百恵さんとの思い出の場所だと告白。「30数年前、東宝の作品ではあるけれど、コンビ作品の撮影は全部日活撮影所でした。とても思い出深いところ。これからも新人のつもりで、俳優業を続けていきたいと思います」と“凱旋”受賞を喜んだ。
ダイヤモンド大賞を受賞した浅丘ルリ子は「14歳で日活でデビューし、それから57年になります。年は重ねておりますが身体は丈夫。これから先どれくらい仕事ができるかわかりませんが、もうちょっと頑張っていきたい」と力強く宣言。ゴールデングローリー賞の蟹江敬三も「こういう賞をもらうと、長い間お疲れさんって肩を叩かれそうな感じですけど、まだ引退する気はありません。10年先、20年先になるか分からないけど、ちゃんとした老人を演じられるようになるまで頑張りたい」とさらなる活躍を誓った。
映画評論家の故水野晴郎さんの呼びかけで1991年に誕生し、今年で21回目を迎えた同賞は広く日本の映画文化向上を目指して開催。現役の映画評論家らによる審査員が過去1年を振り返って独自の目線で功績や飛躍を遂げた出演者、スタッフ、作品を称える。当日の舞台出演を終え、はかま姿で授賞式のラストぎりぎりに滑り込んだ片岡愛之助は、深々と頭を下げてから「舞台が終わって、この格好で車を運転して来ました」と会場の笑いを誘っていた。
『第21回 日本映画批評家大賞』
新人賞 前田敦子(『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』)、剛力彩芽(『カルテット!』)
助演男優賞 片岡愛之助(『小川の辺』)
助演女優賞 宮本信子(『阪急電車』)
主演男優賞 三浦友和(『RAILWAYS』)
主演女優賞 大竹しのぶ(『一枚のハガキ』)
監督賞 成島出(『八日目の蝉』)
作品賞 『大鹿村騒動記』
審査員特別演技賞 西田敏行(『星守る犬』、ほか)
ゴールデングローリー賞 北大路欣也、蟹江敬三、白川和子、山本陽子
特別賞 『黒部の太陽』石原プロモーション
ダイヤモンド大賞 浅丘ルリ子
編集賞 山下健治(『一命』)
撮影監督賞 金宇満司
映画音楽アーティスト賞 辻井伸行(『神様のカルテ』)
新人監督賞 三宅喜重(『阪急電車』)
アニメーション功労賞 保田道世、古川雅士
特別功労賞 今村治子
ダイヤモンド大賞を受賞した浅丘ルリ子は「14歳で日活でデビューし、それから57年になります。年は重ねておりますが身体は丈夫。これから先どれくらい仕事ができるかわかりませんが、もうちょっと頑張っていきたい」と力強く宣言。ゴールデングローリー賞の蟹江敬三も「こういう賞をもらうと、長い間お疲れさんって肩を叩かれそうな感じですけど、まだ引退する気はありません。10年先、20年先になるか分からないけど、ちゃんとした老人を演じられるようになるまで頑張りたい」とさらなる活躍を誓った。
映画評論家の故水野晴郎さんの呼びかけで1991年に誕生し、今年で21回目を迎えた同賞は広く日本の映画文化向上を目指して開催。現役の映画評論家らによる審査員が過去1年を振り返って独自の目線で功績や飛躍を遂げた出演者、スタッフ、作品を称える。当日の舞台出演を終え、はかま姿で授賞式のラストぎりぎりに滑り込んだ片岡愛之助は、深々と頭を下げてから「舞台が終わって、この格好で車を運転して来ました」と会場の笑いを誘っていた。
『第21回 日本映画批評家大賞』
新人賞 前田敦子(『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』)、剛力彩芽(『カルテット!』)
助演男優賞 片岡愛之助(『小川の辺』)
助演女優賞 宮本信子(『阪急電車』)
主演男優賞 三浦友和(『RAILWAYS』)
主演女優賞 大竹しのぶ(『一枚のハガキ』)
監督賞 成島出(『八日目の蝉』)
作品賞 『大鹿村騒動記』
審査員特別演技賞 西田敏行(『星守る犬』、ほか)
ゴールデングローリー賞 北大路欣也、蟹江敬三、白川和子、山本陽子
特別賞 『黒部の太陽』石原プロモーション
ダイヤモンド大賞 浅丘ルリ子
編集賞 山下健治(『一命』)
撮影監督賞 金宇満司
映画音楽アーティスト賞 辻井伸行(『神様のカルテ』)
新人監督賞 三宅喜重(『阪急電車』)
アニメーション功労賞 保田道世、古川雅士
特別功労賞 今村治子
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2012/04/14