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日プロ大賞ベストテン発表!作品賞は『監督失格』

 第21回日本映画プロフェッショナル大賞(日プロ大賞)のベストテンと個人賞の選考結果が17日、発表された。作品賞(ベストテン1位)に選ばれたのは、『監督失格』(平野勝之監督)。個人賞では、主演女優賞を榮倉奈々(『東京公園』『アントキノイノチ』)、主演男優賞を西島秀俊(『CUT』)、監督賞をアミール・ナデリ(『CUT』)が受賞した。

『監督失格』(平野勝之監督)(C)「監督失格」製作委員会

『監督失格』(平野勝之監督)(C)「監督失格」製作委員会

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 今年で21回目を迎える日プロ大賞は、評価が高いにもかかわらず、既成の映画賞では受賞に至らなかった作品、さまざまな理由から興行面で良い結果を出せなかった作品にスポットを当てる映画賞。選考委員は、監督、プロデューサー、脚本家など製作現場に関わる人たちから、宣伝関係者、興行関係者、映画評論家、編集者まで、映画界で広く活躍する映画のプロが務めている。今回は、21人の選考委員が参加した。

 そんなプロたちが選んだ本年度のNo.1作品が、2005年6月に34歳で急逝した女優・林由美香さんの約15年間におよぶ記録を綴ったドキュメンタリー『監督失格』。林さんの亡くなった日とその後の映像も収録され、平野監督がもがき苦しむ姿も映し出される、公開時にはいろいろな話題も呼んだ作品だ。

 そのほかのベストテン作品、個人賞受賞者は以下の通り。同賞授賞式は、5月下旬から6月上旬にかけて東京・テアトル新宿にて開催予定。上映作品、登壇者は追って発表される。

【第21回日本映画プロフェッショナル大賞】
■ベストテン
1位 監督失格(平野勝之監督)
2位 アントキノイノチ(瀬々敬久監督)
3位 東京公園(青山真治監督)
4位 恋の罪(園子温監督)
5位 まほろ駅前多田便利軒(大森立嗣監督)
6位 奇跡(是枝裕和監督)
7位 歓待(深田晃司監督)
8位 軽蔑(廣木隆一監督)
9位 劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ(入江悠監督)
9位 婚前特急(前田弘二監督)

■個人賞
作品賞  :『監督失格』(平野勝之監督)
主演女優賞:榮倉奈々(『東京公園』『アントキノイノチ』)
主演男優賞:西島秀俊(『CUT』)
監督賞  :アミール・ナデリ(『CUT』)
新人監督賞:大根仁(『モテキ』)
新人監督賞:前田弘二(『婚前特急』)
特別賞  :千葉善紀(『恋の罪』の製作に対し)
功労賞  :緑魔子(『軽蔑』の演技と長年の功績に対して)

日本映画プロフェッショナル大賞公式サイト

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