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『相棒10』最終回視聴率20.5% 及川光博の神戸尊は辞令で“卒業”

 及川光博演じる「相棒」神戸尊の“卒業”で注目された人気刑事ドラマ『相棒10』(テレビ朝日系)の最終回が21日、2時間超のスペシャル版で放送され、平均視聴率が20.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。今シーズン放送された全19話の平均は16.6%。シリーズの最終回としては、過去最高を記録した。

『相棒10』最終回視聴率は20.5%を記録(左から主演の水谷豊、及川光博) (C)テレビ朝日

『相棒10』最終回視聴率は20.5%を記録(左から主演の水谷豊、及川光博) (C)テレビ朝日

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 相棒シリーズは、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・杉下右京(水谷豊)がその天才的頭脳で推理し、相棒刑事とともに難事件を解決する人気ドラマ。2000年6月3日に土曜ワイド劇場で放送され、2002年から連続ドラマとしてシリーズ化された。初代“相棒”の亀山薫を寺脇康文が演じ、2008年10月からのシーズン7の途中で“卒業”。神戸は2009年3月の「シーズン7」最終回で初登場し、約3年間、特命係に在籍した。前回の「シーズン9」はシリーズ史上最高となる平均20.3%を記録していた。

 今年2月に、今シーズンで神戸が特命係を去ることが発表され、最終回は神戸がどう“卒業”していくのか注目されていた。インタビューなどで水谷が「『相棒』史上、こんなことはなかった」と思わせぶりに話していたとおり、クローン人間誕生を巡って殺人事件が起き、杉下の正義の前に神戸が立ちふさがる物語が展開。ゲストに真野響子、窪塚俊介、浅見れいなが出演。劇場版やスペシャル版でおなじみの衆議院議員・片山雛子(木村佳乃)、「劇場版II」以来の元警視庁副総監・長谷川宗男(國村隼)なども登場した。

 結局、神戸は「警察庁長官官房付き」に異動という形で「特命係」を去ることになった。その人事の裏には長谷川が絡んでいることも描かれ、今後、何らかの形で神戸が再登場する可能性を残しつつ、『相棒』は次のステージへ進む。

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