第84回アカデミー賞授賞式が現地時間26日、米LAのコダックシアターで開催され、クリストファー・プラマー（『人生はビギナーズ』）が助演男優賞を受賞。82歳での史上最高齢受賞者となった。

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　スタンディングオベーションでステージに迎えられたクリストファーは、トロフィーを受け取ると「2歳しか歳が違わないのになんで今まであえなかったんだろう」と語りかける。会場が和やかな雰囲気に包まれると「告白すると、このスピーチをずっと練習していました。大変な栄誉に感謝します。共演者とこの賞を共有したいが、私はできた人間ではないので独り占めします」とジョークを交えてスピーチし、大きな拍手を浴びた。

　父から突然“自分はゲイ”だとカミングアウトされた息子・オリヴァー。突然のことに戸惑いを隠せないオリヴァーだったが、父と語り合ううちに、父自身も自分の親や母との距離において多くの葛藤を抱えながら生きていたことを知る。そんな父を見て、オリヴァーは、自分自身の生き方を見つめなおしていく。クリストファー・プラマーは、今回が初受賞となる。